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大分県 / 郷土料理(大分県)

農水省 うちの郷土料理

がん汁(がんじる)

国東半島(くにさきはんとう)の付け根に位置する宇佐市。北は周防灘(すおうなだ)に面し、南は立石山・人見岳などの標高1000m弱の山岳を望む。全国4万余社の八幡社の総本宮・宇佐神宮は、毎年多くの参拝者が訪れるパワースポットとして知られている。市内を流れる駅館川(やっかんがわ)は、ツガニ漁が有名。 ツガニとは、河川に生息する大型のカニ「モクズガニ」の呼び名で、藻屑のようにびっしりと毛の生えたハサミが特徴である。この地域で食べられている「がん汁」とは、ツガニをすりつぶして醤油風味に仕立てた汁物。そのままでは食べづらいツガニを味わうために考案されたといわれる。 昭和中期までは一般家庭でもよくつくられていたが、つがに自体の生息数が減っていること、つくるのに手間がかかることから、一部の地域を除いて、家庭でつくられることは減っている。名称については諸説あるが、カニ汁が訛って「ガニ汁」と呼ばれ、徐々に「がん汁」へと言い方が変化していったといわれている。

材料

人数4人分元のレシピ:4人分
  • 川カニ6匹
  • 塩適宜
  • かつお菜大きい葉を3枚
  • 淡口醤油適宜
  • 水適宜

作り方 全8工程

  1. 川カニをよく洗う。

  2. 生きた川カニと水をミキサーにかける。

  3. ざるでこし、残った殻をさらにミキサーにかける。これを2~3回繰り返す。

  4. 集めた汁を、もう一度こす。

  5. 鍋に入れ、塩を加えて中火にかける。しゃもじで鍋底から静かにかき混ぜて焦げ付かないようにする。

  6. かつお菜を1cmくらいの幅に切る。

  7. 鍋の汁が、にごり始めたら、かつお菜を入れる。

  8. 川カニがかつお菜にとまり、汁が澄んできたら、淡口醤油で味をととのえる。