
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
半ごろし(はんごろし) / 郷土料理(半ごろし(はんごろし))
半ごろし
「半ごろし」とは、長野県では「ぼたもち」「おはぎ」のことをいい、炊いたもち米をすりこぎで半つぶしになるくらいに搗(つ)くのが、半ごろしの状態を表している。さらによく搗いたものを「みなごろし」といい、ユーモアの中に食べ方の知恵がある。家事に農作業に忙しい女衆が編みだした冠婚葬祭の手間のかからない料理である。春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と使い分けるが同じもの。定番の小豆やきなこのほか、えごまやくるみをたっぷりまぶしたものもある。雨の少ない上田地域は、かしくるみの栽培が適しており、上質なくるみの産地にもなっている。醤油と砂糖で味付けしたくるみダレで食べるおはぎは、東御市の名物おはぎにもなっている。「来そうで来ないのは遠くの雷と隣のぼたもち」とか、おすそ分けを差し上げたい一品である。昔から赤い色の小豆は魔除けの力があるといわれ、ハレの食には必ず使われてきた。
材料
- もち米2合
- うるち米1合
- 粒あん240g
- きなこ大さじ2
- 砂糖大さじ1と1/2
- 塩少々
- すりごま大さじ3
- 砂糖大さじ2
- 塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
【下準備(あんこ)】 (1)小豆を洗い、3倍くらいの水を加えて煮る。沸騰したらさし水をし、再び沸騰させてからざるにあげて煮汁をすてる。 (2)さらに3倍の水を加えてアクをとりながら柔らかくなるまで煮る。 (3)砂糖を3回くらいに分けて入れながら弱火で練る。(塩も)
もち米、うるち米を合わせてとぎ、炊飯器に普通の水加減にし、30分以上おいてから炊き上げる。
全体をかき混ぜ、水でぬらしたすりこ木で半つぶし程度までつく。
50~60gに丸め、柔らかめに煮た粒あんや、砂糖・塩で味付けしたすりごま、きなこ等をまぶしつける。(まん丸は仏様に、自分たちは俵型に丸める)





