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はらこ飯

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:宮城県

はらこ飯(はらこめし) / 郷土料理(はらこ飯(はらこめし))

農水省 うちの郷土料理

はらこ飯

宮城県には北上川、鳴瀬川、阿武隈川をはじめとする大小さまざまな河川があり、毎年秋になるとサケが産卵のために遡上する。そのため、白サケ類の漁獲量は全国トップクラス。100年以上も前から人工ふ化放流事業を行うなど、サケを守り育ててきた歴史がある。現在も県内に20ヶ所のふ化場があり、増殖と資源保護の努力が続けられている。 そんな宮城で、サケを使った郷土料理として最も有名なのが「はらこ飯」。これは、伊達政宗公が荒浜の運河工事を視察した折に、領民から献上されたことでも有名だ。「はらこ」とはこの地方でいくらを指す言葉で、サケの腹にいる子「腹子」からそう呼ばれるようになったという。 政宗公に献上する以前から、阿武隈川に遡上してくるサケを地引網で獲っていた地元の”漁師飯”として食されていた。各家庭によって味付けが異なるため、亘理では「うちのが一番」が合言葉になっている。 現代では煮上げたサケ、サケの煮汁で炊いた米、煮汁にくぐらせたいくらをそれぞれ盛り付けるが、昔はすべてを混ぜ合わせた「混ぜご飯」だったという。現在つくられているはらこ飯とは違ってシンプルな見た目だが、荒浜婦人会では、この元祖の味を伝承するべくさまざまな活動を行っている。

材料

人数4人分元のレシピ:4人分
  • 米3カップ
  • サケの煮汁と水3と2/3カップ
  • サケ240g
  • はらこ80g
  • 【調味料A】醤油大さじ3
  • 【調味料A】酒大さじ2
  • 【調味料A】砂糖大さじ1
  • 【調味料B】醤油小さじ1
  • 【調味料B】みりん小さじ1

作り方 全4工程

  1. サケは皮や骨を除き、そぎ切りにする。尾の方からそぎ切りにすると煮崩れしにくい。 鍋に調味料Aを煮立て、サケの身を入れ、くっつかないように箸で身をほぐして煮る。煮えたら身をすくい上げて平たい器に広げ、煮汁と分けておく。

  2. はらこは水洗いし、50~60度の湯の中で静かにほぐしザルにとって水けをきる。1の煮汁に入れて火にかけ、軽くかき混ぜ、煮立ち始めたらざるに上げて汁をきり、調味料Bに漬ける。煮汁は炊飯に用いる。 煮汁に通すことではらこの生臭みが消える。ただし、煮過ぎると硬くなるので注意する。

  3. 米は洗ってざるに上げて30分おく。米に2の煮汁と水を入れて炊く。

  4. ご飯を器に平らに盛り、その上に鮭の身をのせ、はらこを散らす。