
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
へちま汁(へちまじる) / 郷土料理(へちま汁(へちまじる))
へちま汁
「へちま汁」は、へちま入りの味噌汁を、そうめんが入った器の中に入れて食べる鹿児島県の郷土料理である。ほかの地域ではたわしや化粧水として使われることが多いへちまだが、鹿児島県では古くからへちまを食べており、1802年の『成形図説』(島津重豪がつくらせた百科事典)にも、へちま料理についての記述がある。 へちまは熱帯アジア原産のウリ科の植物で、高温多湿な環境を好むことから、日本では沖縄県や南九州を中心に栽培されている。へちまは、その繊維の多さから“糸瓜(いとうり)”ともいわれ、これが後に“とううり”と略され、“と”がイロハ順で“へ”と“ち”の間にあるため、へちまと呼ばれるようになったともいわれている。食用には、あまり繊維が発達しない品種を栽培する。成長しすぎると繊維がかたくなってしまうので、体長20cm未満の若い実を収穫する。鹿児島県では夏になるとへちま料理が登場する。「へちま汁」はその代表格であるが、ほかにも炒め物などの料理にもへちまはよく用いられる。
材料
- へちま中1本
- そうめん1~2束
- 煮干し30g
- 麦味噌60g
- 水800cc
- みょうが適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
水に煮干しを加え、30分くらいしたら火にかけ、沸騰して3分くらい煮て味噌を溶き入れる(煮干しは取り出してもそのままでも良い)。
へちまは皮を剥き、大きめの一口大に切って味噌汁に加え、トロッとなるまで煮る。
そうめんをゆで、汁椀に盛り、上からへちまの入った味噌汁をかけ、好みでみょうがの千切りをそえる(そうめんは乾麺のまま味噌汁の中に直接入れて煮ても良い)。





