
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:宮城県
へそ大根のにしめ(へそだいこんのにしめ) / 郷土料理(へそ大根のにしめ(へそだいこんのにしめ))
へそ大根のにしめ
寒さが厳しい東北地方では、古くから寒風に野菜や魚をさらして保存食をつくる習慣があった。 へそ大根もそうした保存食の一つで、県南の丸森町でつくられている。標高300メートルを超える高地でつくられた美味しい大根の皮をむいて輪切りにし、ゆでてから真ん中に串やわらを通し、冬の寒さを利用して約一か月軒下に干す。夜に凍って昼間に融けることを繰り返すことで、飴色の「へそ大根」ができあがる。串に刺した後の穴が「まるでおへそに見える」ことから「へそ大根」もしくは「ばばべそ」と呼ばれている。十分に干したものは、翌年の夏まで保存することができ、季節の野菜と一緒に煮しめにするのが定番の調理法である。調理する際には軽く洗ってからぬるま湯につけて戻し、好みのかたさになったらさまざまな具材とともに煮しめにする。 天日干しされることでビタミンB群やカリウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維などの栄養価が高まることが知られており、生の大根より高い。
材料
- へそ大根8個
- 人参100g(小1本)
- 里芋4個
- 干ししいたけ4枚
- こんにゃく100g(1/2丁)
- 凍み豆腐4枚
- 結び昆布(長さ15cm)8個
- みりん大さじ2
- 醤油大さじ3
- 砂糖大さじ1
- 笹かまぼこ4枚
- だし汁(かつおぶしまたは煮干しと干ししいたけのもどし汁も含む)3カップ
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
へそ大根は、一晩水につけてもどし軽くしぼる。
凍み豆腐はぬるま湯につけてもどし軽く絞り、大きいものは三角に二つに切る。
人参は皮をむき、斜め切りにする。里芋は皮をむき、大きいものは斜めに二つに切る。こんにゃくは塩をつけてもみ、水洗いした後、手綱こんにゃくか三角に切りゆがく。
干ししいたけは水に浸けてもどし軸を除く。つけ汁はだし汁として用いる。
結び昆布は、早煮昆布をさっと洗い2~3センチ幅に切って、軽く結ぶ。
笹かまぼこは、1枚を斜めに二つに切る。
鍋にすべての材料、だし汁、調味料を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして汁気がなくなるまで煮る。





