
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
鳥取県 / 郷土料理(鳥取県)
いぎす
「いぎす」はえごのりとも呼ばれるいぎす草を使った料理。飛鳥・奈良時代には、すでに献上品として朝廷にも送られていたといわれている。いぎす草は、春になると海岸に流れてくる海藻で天草の一種である。次々と二またに分かれる多くの細糸状の分岐をもち、ホンダワラ類の体枝に絡みついて長さ20cm前後まで生育する。細い糸状で先が鉤(かぎ)状に曲がっている。夏から秋にかけて繁茂し、主に中部地域、西部地域の漁港で水揚げされる。採取したいぎす草は、夏の強い日差しですぐに乾燥させ、雑藻などを取り除きながら水洗いと天日乾燥を3回か4回ほど繰り返して保存する。 「いぎす」は凝固剤などを加えなくても自然に固まる寒天やところてんと同じ原理の料理であり、いぎす草を煮溶かし固めたものを基本とする郷土料理は、いぎす豆腐、えごねりなど、他地域でも見られる。
材料
- 干いぎす草25g
- 水500ml
- ごま適量
- 醤油適量
- 酢少量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
干いぎす草は水で2~3回水洗いした後、水に浸けてもどす。その後、ザルにあげてゴミを取り除く。
鍋にいぎす・水・酢(少量)を入れて、火にかける。
沸騰したらとろ火にする。30~40分くらいよくかき混ぜながら煮る。
ほどよく練れたらバットなどに移し、冷蔵庫で冷やす。
固まったら食べやすい大きさに切り、ごまをふる。食べるときに醤油をつけていただく。





