
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:尚絅大学生活科学部 守田 真里子氏
いきなり団子(いきなりだんご) / 郷土料理(いきなり団子(いきなりだんご))
いきなり団子
「いきなり団子」は、輪切りにしたさつまいもを小麦粉の生地で包んで蒸した素朴な郷土おやつ。県内一のさつまいも(からいも)生産地・大津をはじめ、阿蘇山麓周辺地域では、火山灰の影響でさつまいもの栽培が盛んなため、菊池平野や熊本平野の農家では、さつまいもを収穫する秋の農作業の間に食べるおやつとしてよくつくられていた。「いきなり団子」の「いきなり」というのは、熊本弁で「簡単・手早く・すぐに」などという意味で、短時間で簡単につくることができるほか、急な来客の際でもすぐに出せるというのが名前の由来といわれる。 皮の生地には小麦粉とだんご粉(と塩)が使われているが、米が貴重な時代は小麦粉のみで作られた。数10年前から中の具に小豆あんが入るようになったがホクホクのさつまいもに、小豆の餡の甘味、生地の塩味が合うと人気で、今はこちらが主流になっている。さらに最近は生地にヨモギや黒砂糖を混ぜたり、きなこをまぶしたり、また具にも紫芋を使ったり、栗やくるみが入ったりと少しずつバリエーションが増えている。本来は出来立てを食べる温かいおやつだが、冷凍したものを半解凍で食べる冷やしいきなり団子なども登場した。
材料
- 切ったさつまいも(1~1.5cmの厚さ)20~25個
- 【調味料A】中力粉250g
- 【調味料A】だんご粉100g
- 【調味料A】砂糖50g
- 【調味料A】塩大さじ1
- 【調味料A】サラダ油大さじ1/2
- 水180~200ml
- あん250~400g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
さつまいもの皮をむいて、1~1.5cmの厚さに切り、面をとり、水に10分間さらす。
調味料Aを水で合わせ30分以上寝かせる。
2の生地を打ち板に広げ、さつまいもの大きさに合わせて切る。
3の上にあんを丸めて、1個ずつおき、その上に1のいもをのせて、包む。
4を蒸し器に並べ、約20分ほど蒸す。竹串を刺してさつまいもにスッと通れば出来上がり。
※生地を寝かせなければ、生地がのびないので最低1時間以上は、生地を寝かせること。(一晩寝かせても良い)





