
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:柴田学園大学短期大学部
いなりずし / 郷土料理(いなりずし)
いなりずし
津軽平野は、雪国の中では比較的気候が温和で、縄文晩期から稲作がおこなわれていたといわれ米文化が発展した。歴代の津軽藩主も新田開発に力を入れたため生産量も多かった。一般的にいなりずしといえば、甘辛く煮た油揚げの中に酢飯やおこわを詰めた料理だが、青森県・津軽地方の「いなりずし」はかなり独特である。もっとも特徴的な点は、酢飯がピンク色。これは紅しょうがを刻んで混ぜ込んでいるからで、食紅を加えてさらに赤くすることもある。ごはんはもち米100%で(うるち米を混ぜることもある)、味付けはざらめをたっぷり使うためかなり甘く、もっちりしておはぎのような印象でもある。赤い色は縁起の良さを示し、甘くするのはおもてなしの心を表す。昔、砂糖が貴重で高価だった頃に、人が集まったりハレの席に出したりする時はふんだんに砂糖を使って甘く仕上げた食習慣が今に残っていると考えられる。
材料
- もち米約2合(300g)
- 水400ml
- 紅しょうが50g
- いなり揚げ5枚
- 【調味料A】酢大さじ2
- 【調味料A】砂糖40g
- 【調味料B】水1カップ
- 【調味料B】砂糖30g
- 【調味料B】醤油大さじ1と1/2
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
もち米は洗い、水に一晩浸けておく。
調味料Aの酢と砂糖を混ぜてとかしておく。
紅しょうがは荒いみじん切りにしておく。
いなり揚げは、箸でおさえ、二つに切って袋状にしてから油ぬきをする。(湯をかける)
鍋に調味料Bと、4のいなり揚げを入れて、やや強火位の火にかける。焦がさないように汁気がなくなるまで煮て、冷ましておく。
もち米は少しやわらかめに炊く。炊きあがったら、用意しておいた調味料Aの合わせ酢、紅しょうがを入れてかき混ぜ、蓋をして少し蒸らす。
6を10等分し、5のいなり揚げにつめる。(角までしっかりつめる)





