
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:成田 美代氏
伊勢うどん(いせうどん) / 郷土料理(伊勢うどん(いせうどん))
伊勢うどん
伊勢食文化圏では、昔から伸ばす手間をかけずに腰の無い太いうどんをつくり、これに味噌だまりを絡ませて食べていたという。伊勢参りが盛んになる江戸時代になると、参宮客にいつでも食べられるようにと、ゆで続けた麺にたまりを掛けてすぐに食べられる店が出来てきた。御木本真珠の御木本幸吉は自宅がうどん店だったので、店で使っていた手塩皿が残されていることから、当時は少しずつ取り分けて食べていたらしい。また、呼び名もただの「うどん」とか「素うどん」とか「並うどん」と呼ばれており、正式に「伊勢うどん」と呼ばれるようになったのは、決して古いことではなく、昭和40年代初め頃、「伊勢うどん」を食べた有名な作詞家がラジオで話した『伊勢の珍しいうどんなので伊勢うどんというのがよいのでは』という趣旨の発言を受けて、昭和47年(1972年)に伊勢市麺類飲食業組合が統一名を決め、組合員向け献立表に記載してから以降とされている。 このように食べ方は古いものであるが、名前は新しい郷土料理という典型である。
材料
- 【つゆ用だし汁(400ml分)】雑節20~30g
- 【つゆ用だし汁(400ml分)】昆布2g
- 【つゆ用だし汁(400ml分)】水450ml
- 【つゆ(20人分)】たまり醤油400ml
- 【つゆ(20人分)】みりん400ml
- 【つゆ(20人分)】砂糖20g(砂糖は上白糖でも中ザラメでもお好みで)
- 【つゆ(20人分)】だし汁400ml
- 【伊勢うどん(1人分)】伊勢うどん1玉
- 【伊勢うどん(1人分)】伊勢うどんつゆ40~50ml
- 【伊勢うどん(1人分)】刻みねぎ少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
【つゆ用だし汁 手順1】 水に昆布を入れ、半時間おく。
【つゆ用だし汁 手順2】 火に掛けて沸騰直前に昆布を取り出し、沸騰したら雑節を入れ、再沸騰後消火し、粗熱が取れたらこす。(雑節で濃い目のだしをとる。お好みで煮干しを使うこともある)
【つゆ(たれ) 手順1】 みりんを鍋に入れて火にかけ、アルコールを飛ばす。
【つゆ(たれ) 手順2】 たまり醤油と砂糖を加え、3分の2程度に煮詰める。
【つゆ(たれ) 手順3】 先につくっただし汁を加えて煮立ったらできあがり。お好みで少し煮詰めても良い。(これで20人分)
【伊勢うどん 手順1】 伊勢うどん1玉を熱湯の中でゆで、湯を切る。
【伊勢うどん 手順2】 丼鉢に温めた麺を盛り、伊勢うどんつゆ(たれ)をお玉一杯分ぐらい(40ml位)かけて、好みで刻みねぎを散らして、供する。丼鉢の中でかき混ぜて麺にたれをよく絡ませてからいただく。





