
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
大分県 / 郷土料理(大分県)
石垣もち(いしがきもち)
大分県に根づく食文化の一つに、粉食文化がある。かつて、大分県は米づくりに適さない台地が多かったが、水路が整備されるようになってからは、小麦などの穀物栽培が盛んに。昭和20年代には4万haを超える作付け面積を誇ったという。そういった背景もあり、庶民の日常食として小麦粉を使った郷土料理や郷土菓子が県土一帯に浸透していく。 粉食文化から生まれた「石垣もち」は、昔の人が農作業の合間に食べるためにつくられていたおやつである。名前の由来は、その見た目が、石垣のようにゴツゴツしているからという説と、石垣の多い地区発祥であるからという説がある。材料を手に入れやすく、簡単につくれるので徐々に大分県全域に広がっていった。 芋を切りこむから「きりこみもち」、芋をこねるから「こねこみもち」などと、地域によって名前や由来が異なる。小麦粉とさつまいもだけのシンプルな材料で、噛み応えのある生地が特徴。「石垣もち」のほか、小麦粉を平麺状にのばした「やせうま」やあんを詰めてゆでた「ゆでもち」なども大分県を代表する郷土菓子としていまも幅広い世代に親しまれている。
材料
- 小麦粉(中力粉)500g
- さつまいも正味650g
- 砂糖75g
- 塩12g
- ベーキングパウダー10g
- 水125cc位
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
さつまいもの皮をむき、1.5cm角で厚さ2~3mmの大きさに切る。 ※きれいなさつまいもなら、皮をむかなくても彩りが良くなる。
水に浸けて、アクを抜き、アクが抜けたら水を切る。
砂糖をまぶして、さつまいもから水分が出てくるまで、少しおく。
ベーキングパウダーを混ぜた小麦粉をさつまいもに合わせ入れ、さつまいもに粉をまぶすように混ぜる。
塩を溶かした水を、少しずつ入れながら、よくこねる。水の分量は加減する。 ※一度に全部入れないように。
生地が手につかないようになったら、手で丸める。
蒸し布を敷いた蒸し器に並べ、湯気の上がった蒸し器で、さつまいもに火が通るまで約15分間蒸す。





