
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
茨城県 / 郷土料理(茨城県)
いわしの卯の花漬け(いわしのうのはなづけ)
全国屈指の“農業県”として名高い茨城県だが、その一方で、“漁業県”という一面も持つ。県の沖合は、親潮と黒潮が交差する豊かな漁場で、季節ごとにさまざまな魚介類が水揚げされる。北茨城市の大津漁港・平潟漁港では、サバやイワシなどが多くとれ、大津漁港は県内随一の施網漁港として年間数万トンの漁獲量を誇るほど。水揚げされたサバやイワシは新鮮なうちに刺身や焼いて食べるほかに、丸干しや缶詰などの加工品にもされ、いまでは海外にも多く輸出されるほどである。 そうした海の幸に恵まれた茨城県で、長く親しまれている郷土料理の一つが「いわしの卯の花漬け」である。「いわしの卯の花漬け」の「卯の花」とはおからを指す。豊富にとれる新鮮なイワシを長く味わえるよう、時間をかけてしっかり酢と合わせたおからに漬けることで長持ちするため、地元では保存食としても重宝されてきた。
材料
- 背黒イワシ9尾
- 塩100g
- 酢(A)100cc
- 卯の花100g
- 人参の千切り30g
- 砂糖大さじ3
- 酢(B)大さじ3
- 柚子1/2個
- 鷹の爪少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
イワシはよく洗い、手開きで中骨と腹骨を取り除く。水気をふき取り、塩をまぶして30分程度漬ける。酢を二つに分け、片方で塩漬けのイワシを洗う。バットを用意し、イワシを並べて残りの酢をひたひたに注ぎ、30分以上漬け込む。
鍋に卯の花、砂糖、酢、鷹の爪、人参の千切りを入れて、水気がなくなるまで乾煎りし、柚子の千切りを混ぜ完全に冷ます。残りの柚子の果汁は絞って卯の花に混ぜる。
2のイワシを開いて酢を拭き取り、卯の花を挟んで軽く握り、かたちをととのえる。皮の方にも卯の花をまぶしつける。
器に盛る。※このレシピは保存が効かないため、早めに食べる。





