
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
愛知県 / 郷土料理(愛知県)
じょじょきり
渥美半島は、愛知県の東側に位置する半島で、北に三河湾、南は太平洋に面し、海と山の自然に恵まれた地域である。渥美半島は、沖合を流れる黒潮の影響による温暖な気候、日照時間の長さ、快晴日数の多さと、農業に非常に適した環境である。しかし、かつては大きな河川がなく、常に干害に悩まされ、決して肥沃とはいい難いやせた土質だった。昭和に入って豊川用水ができてからは急速に農業が発展し、野菜と花の収穫において日本有数の農業地帯となった。 そんな農業が盛んな渥美半島の農家に明治時代から伝わる料理が「じょじょ切り」である。別称「伊良湖汁粉」とも呼ばれる。うどん状の麺を、砂糖で甘くした汁で煮て食べる。小麦粉で練った細いうどん状の麺のかたちが、ドジョウに似ていることから「じょじょ切り(じょじょはドジョウのこと)」と呼ばれるようになったといわれている。 農作業の合間のおやつ代わりに食べられていたため、疲れをとるために砂糖で甘く仕上げているのが特徴である。
材料
- 薄力粉100g
- 小豆60g
- 水400ml
- 砂糖大さじ4強
- 塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
小豆は洗って鍋に入れ、小豆の3倍量の水を加えて火にかけ、一度ゆでこぼしてアクを抜く。再び小豆の3倍量の水を加えて火にかけ、柔らかくなるまで30分くらいゆでて半つぶしにする。
薄力粉を水で少し硬めに練り、団子にし、のし棒で3mmくらいの厚さにのばし、長さ4cm幅1cmの細切りにする。
水を沸騰させた中に2を入れ、浮いてくるまで待つ。
浮き上がったら、1の小豆を入れ、砂糖、塩で味をととのえる。





