
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:青森県観光情報サイトアプティネット
かっけ / 郷土料理(かっけ)
かっけ
寒冷で、江戸時代には数年間に及ぶ大飢饉にたびたび見舞われた南部地方で、人々は雑穀を工夫して食べる知恵を発展させた。「かっけ」はそば粉に少しの塩を入れ水でこねて生地を薄くのばし、三角形に切ったものをゆでて、にんにく味噌をつけて食べる料理。「かっけ」とはこの地方の言葉で「かけら」「端っこ」を意味する。昔、南部藩の殿様がこの地でそばを食べたところ大変美味しく「このようにうまいものを庶民は食べてはならぬ」とご法度にしたため、人々はそばをつくるときに出る切れ端を三角に切って練り味噌をつけて食べたのがはじまりという。他に、「かぁけぇ」(どうぞ召し上がってください)というもてなしの言葉を語源とする説もある。三戸町、田子町、南部町あたりでは「つつけ」と呼ぶ。小麦粉でつくるものを「むぎかっけ」と呼び、それに対してそば粉のものを「そばかっけ」ということもある。
材料
- そば粉1kg
- 塩大さじ1
- 水3カップ
- 大根1/2本
- 豆腐1丁
- にんにく1片
- 味噌大さじ3
- だし汁(昆布、干ししいたけ)適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全10工程
そば粉と塩を混ぜて、水でこねる。
1をめん棒で3mmほどの厚さにのばす。
生地をめん棒に巻きつけたまま、中央部に包丁を入れて生地を開く。
開いた生地の中央部をさらに切り、重ねて端から三角形に切っていく。
鍋に昆布と干ししいたけを入れてだしをつくる。
大根は輪切りにし、一度下ゆでしたものを5に入れる。
すり鉢に味噌とにんにくを入れてよくすり、にんにく味噌をつくる。
5に4、6を入れて煮る。
7の味噌を付けて食べる。
※かっけの厚さは、そばはっと(そば)と同じ位にのばす。(厚いとうま味がしみにくい) 鍋に入れるときは、少量ずつ入れないとお互いにくっつきやすい。 大根は必ず下ゆでする。





