
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
角ずし/箱ずし(かくずし/はこずし) / 郷土料理(角ずし/箱ずし(かくずし/はこずし))
角ずし/箱ずし
「角ずし」、「箱ずし」はともに押しずしの1種。その違いは、使う木枠のかたちや大きさにあるという。「角ずし」は、5cm角程度の小さな木枠(物相)で手軽につくれる押しずしである。形も角型のほかに、花形、松竹梅などもある。一方で「箱ずし」で使う木枠は「角ずし」より大きく、できあがりを切り分けて供す。近年は、少量で、手軽につくれる「角ずし」をつくる地域が多いが、一度に大量につくることができる「箱ずし」が郷土料理として根付いている地域もある。 石見地方に伝わる「箱ずし」は、魚や肉を使わない押しずし。角形の木枠に酢飯、野菜を重ねて、薄い板を挟む。さらに、酢飯、野菜、薄い板……というように繰り返し積み重ねていく。最後に上から押して圧をかけて切り分け、飾りとして錦糸卵、桜でんぷ、青い葉(山椒、人参の葉)をのせて彩る。 江戸時代、幕府の天領だった石見銀山周辺に派遣された代官の奥方が江戸の味を懐かしんで、地元につくり方を伝承したのがはじまりといわれる。また、戦国時代に兵糧として伝わったという説もある。
材料
- 米4合
- 【A】 酒 ※原文ママ8個
- 【A】 出汁昆布10cm角
- 【B】 酢大さじ5
- 【B】 砂糖大さじ2
- 【B】 塩小さじ1
- ごぼう60g
- 人参40g
- 干ししいたけ10g
- 長天1/2枚
- 【C】 干ししいたけ戻し汁1カップ
- 【C】 しょう油大さじ1
- 【C】 みりん小さじ2
- 金時豆16個
- 錦糸卵適宜
- 青葉適宜
- 桜でんぶ適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
米はといでざるにあげAで炊く。
干ししいたけは水で戻す。(戻し汁はだし汁に使う)
ごぼう、人参はささがきにし、干ししいたけは薄切りにする。長天も細かく切る。(すしの中に入れる具材なので細かく切る)
3の具材をCで煮て味付けをする。
米が炊きあがったら、Bの合わせ酢を混ぜてすし飯をつくる。
すし飯の中に4の具材と金時豆を1個入れ、丸めて木枠に入れる。
木枠から押し出したすしの上に、錦糸卵、青葉(人参の葉等)、桜でんぶを飾る。





