
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:香川県農政水産部農業経営課
香川県 / 郷土料理(香川県)
カンカンずし
「カンカンずし」は、江戸時代から伝わる保存食で、さぬき市鴨部地域で発祥し、さぬき市のほぼ全域に伝承されている。 一升ほどのごはんが入るすし箱にすしめしを詰め、その上に酢でしめたサワラを並べ、蓋をして木枠をくさびで打ち込む。その音がカンカンと聞こえることから名前がついた。 すし箱をいくつも重ねるため一度に大量につくることができる。また、魚を塩と酢でしめているため、冬では1週間、夏でも2~3日保存がきく。かつて鴨部地域一帯の各家庭には、すし箱や木槌などの道具が一式揃えられていた。すし箱は、昔は固くて無臭のセンダンの木が主流であったが、近年はほとんど杉や檜が使われている。昔は農繁期を前にして、地主が奉公人にふるまった料理であったため、末席にいる者に放り投げて渡しても形が崩れないほど締まったすしであることから、別名「ほらいたずし」とも呼ばれている。
材料
- 米1升
- 酢1カップ強
- 塩30g
- 砂糖200g
- みりん50ml
- サワラ1kg(廃棄部込)
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
活きの良いサワラを3枚におろし、中骨にそって包丁を入れ節にとる。
刺身に切って刺身の3%の塩をあて20分位おいた後、さっと洗い水気を取り、酢に1時間くらいつける。身の中まで白くなるほど酢でしめること。
すし箱に葉らんを敷き、すし飯を5cmの厚みに詰め、サワラを並べ、さらに葉らんをおき、上蓋をのせる。
いくつものすし箱に同じ要領で詰め、特製のすし枠におさめ、さんをして木槌でくさびを打ち込み、重石をかける。
一晩おき、翌日味が馴染んでから切り分ける。好みにより山椒の葉を飾る。





