
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:尚絅大学生活科学部 守田 真里子氏
寒漬け(かんづけ) / 郷土料理(寒漬け(かんづけ))
寒漬け
「寒漬け」は冬の冷たい風に大根を二度さらしてつくる漬物で、芦北・水俣地域に古くから伝わる特産品。生の大根を干して、しわしわになったら塩漬けにし、さらに、1~2カ月干す。あめ色になるくらい干し上がったら、薄切りにして醤油やみりん、酢を合わせた調味液に漬け込み、1~2日おいて味が染みたら出来上がりである。こりこりとした食感と独特の風味を感じる味わいで、これがあればごはんを何杯でも食べられるほどごはんのお供にぴったり。お茶請けやお酒のつまみにも合う。調味液には、その他にしょうがや昆布、柚子胡椒を入れるなど、各家庭によって味付けを工夫している。大根を干す際は竹の串で穴を開け、ひもを通して軒先の竹竿に吊るす。その様子は、芦北・水俣地域の冬の風物詩といわれた。 現在は、家で干す作業をする人が少なくなってきているが、大根を干した状態のものが販売されており、家で好みの味付けにすることができる。道の駅やスーパーマーケットなどでは懐かしい故郷の味として並び、親しまれている。
材料
- 寒干し大根1kg
- 酢1カップ
- ごま少々
- 【調味料A】砂糖400g
- 【調味料A】醤油3カップ
- 【調味料A】みりん1カップ
- 【調味料A】出汁昆布20g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全10工程
【寒干し大根 手順1】 大根は長さ70~80cmのものを収穫する。
【寒干し大根 手順2】 二週間位「への字」になるまで干す。
【寒干し大根 手順3】 大根を水洗いした後に計量して大根の重量が5~6%の重さの塩で漬けこむ。(重石も同重量)
【寒干し大根 手順4】 大根を取り出して再びつるして1~2ヶ月乾燥させる。
【寒漬け 手順1】 寒干し大根を刻み、水につけて塩抜きし、しっかり水切りする。
【寒漬け 手順2】 調味料Aと昆布を鍋に入れて、火にかけ沸騰させる。
【寒漬け 手順3】 昆布は取り出して刻んでおく。
【寒漬け 手順4】 最後に酢を加え、寒漬け手順1と昆布をつけ込む。
【寒漬け 手順5】 仕上げにごまを振る。
【寒漬け 手順6】 調味料に漬けてから2~3日程度したら食べられる。





