
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
かるかん / 郷土料理(かるかん)
かるかん
「かるかん」は、かるかん粉、山芋、水を使ってつくる鹿児島県の銘菓として全国に知られる。そのはじまりは諸説あるが、薩摩藩の第11代藩主であった島津斉彬が、保存食の研究のために江戸から招聘した明石出身の菓子職人・八島六兵衛によって考案されたという説が有力とされている。 霧島山を除く大部分がシラス台地で非常に水はけが良く、また台風が頻繁に襲来するため、せっかく育てた農作物に被害が及びやすいという地理的条件がありながらも「かるかん」の原料である自然薯はシラス台地で多く自生していたこと、さらに奄美地域や琉球から砂糖も手に入れやすかったことから「かるかん」が根づいたと考えられている。しかし当時、砂糖は非常に貴重なものだったことから、庶民の間で食べられることはなく、主に大名家で食べられる“殿様菓子”であった。庶民にまで広まったのは明治時代に入ってからだといわれる。「かるかん」は漢字で「軽羹」と書き、「軽い羹(羊羹)」という意味からきているといわれる。生地を蒸し上げると、蒸す前よりも軽くなるためである。近年は、あんを「かるかん」の生地で包んだ、「かるかんまんじゅう」が一般的になってきており、県外の旅行者のお土産としても人気である。
材料
- かるかん粉125g
- 大和芋100g
- 砂糖150g
- 水75cc
- あん110g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
あんは10等分し、丸め、中心部を少しへこませたかたちにしておく。
大和芋をすりおろし、水を少しづつ加え混ぜる。
2に砂糖、かるかん粉を加え混ぜ合わせる。
かるかん型に3を10等分し、あんを中心部におき、楊枝であんの上に生地をかぶせるようにする。
蒸気の上がった蒸し器に4を入れ、強火のままで25分蒸し、型から外す。





