
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
柏餅(かしわもち) / 郷土料理(柏餅(かしわもち))
柏餅
田植えが無事に終わったことを祝う子どもたちが主役の祭りを「田の神祭り」という。小浜市から若狭町上中域など15集落では、「五月やすみ」や「休ん業(やすんぎょう)」などとそれぞれの呼び名の休みの日におこなわれる。集落それぞれ特有の囃子詞(はやしことば)で神輿をかつぎ、家々や田んぼをねり歩く全国的にも珍しい祭りである。5月半ばから7月上旬ごろにかけてその祭りの時にどこの家でも「柏餅」が用意され田の神にお供えされる。子ども神輿が巡行しない村でも、「半夏生」のほか「野上り」、「泥落とし」などさまざまな名のつく休みにつくり、嫁の親元や娘の嫁ぎ先などそれぞれ親類に配る。かしわの葉には抗菌、防腐作用があり、保存に向いているほか、枯れ葉になってもなかなか木から落ちないことから木の神様に守られていると考えられていた。これにより子孫繁栄を願う縁起のよい食べ物となった。
材料
- もち米粉4合(400g)
- うるち米粉1合(100g)
- 小豆140g
- 砂糖130g
- 塩少々
- かしわの葉30枚
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
鍋にあずきとたっぷりの水を入れ中火にかけ沸騰させ、5分ほど煮て火を止め、ざるにあげて流水で洗い水気を切る。鍋にあずきを入れ強火にかけ、沸騰したら中火にして蓋をし、さし水をしながら40分程度柔らかくなるまで加熱する。
ボールに柔らかくなったあずきを濾し皮を取り除く、水をたっぷりと加え混ぜて沈殿するまで5分程おき、上澄みを捨てる。これを2回繰り返し、さらしでこしてしっかり水気を切る、鍋砂糖と水をさらしで水気をしぼったあずきを入れ中火で混ぜながら加熱し水分がなくなるまでねり塩を加える。
かしわの葉をきれいに洗い、蒸し器で蒸す。(葉は立てて蒸す)
もち米粉とうるち米粉を4対1の割合で混ぜ、熱湯を加えて十分こねる。(材料がもち米粉だけの時は、水でこねる)
耳たぶくらいの柔らかさになったら適当な大きさに手でちぎり、蒸し器で15分~20分位蒸す。
蒸した餅をすりこぎでよくつき、小判型に薄くのばす。
5を25~30個に丸めて、小判型に薄くのばし、中にあんを包んで2つ折り、まわりを押さえてかしわの葉で包む。





