
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
かすよせ / 郷土料理(かすよせ)
かすよせ
「かすよせ」は、主に山都町で祝い事や祭りの際など人が集まるときに、家庭でよくつくられてきた大豆と野菜の炒め煮。一見すると白和えにも似た、ごはん代わりにもおかずやお酒のつまみ、おやつにもなるというユニークな料理だ。里芋、たまねぎ、人参、干ししいたけなどの野菜を細かく刻み、鶏肉を入れて具材を炒め、米、大豆を加えてとろっとするまで煮こむ。大豆は一晩水に浸して柔らかくなったものを、ミキサーやすり鉢で食感を残す程度に砕いて使う。 名前の由来はおからのことをこの地域では、「かす」と呼んでいたことから「かすよせ」といわれたという説や、数多くの野菜を寄せる(使う)ことから「数寄せ」になり「かすよせ」になったという説もある。また、「そこにある材料を使う、入れる」という意味で、「おしよせ」とも呼ばれる。米はうるち米に限らず、粘り気を出すためにもち米を使ったり、団子を入れる家もある。他にもかぼちゃを必ず入れる地域もあれば、逆に絶対に入れてはだめという地域もあるなど、各家庭や地区ごとに自由にアレンジされている。調味料は醤油、みりん、砂糖(三温糖)で、素材の味を生かすよう薄味に仕上げるのは共通のようだ。
材料
- 大豆100g
- 鶏肉30g
- 里芋1~2個
- たまねぎ1/4個
- 人参1/4個
- かぼちゃ30g
- もどした干ししいたけ1/2枚
- 米100g
- だし汁少量
- 砂糖小さじ1
- みりん大さじ1
- 淡口醤油大さじ1
- 濃口醤油少々
- サラダ油少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
一昼夜水に浸けた大豆をミキサーに入れ、水を加えて呉汁をつくる要領で細かくひく。
鶏肉と野菜、干ししいたけを2cm角位に切る。
鍋にサラダ油を熱し、2を入れて炒める。そこに洗って1時間ほど水につけておいた米と、1の大豆を加え、米を炊く程度の水とだし汁を入れ混ぜながら炊く。炊く際に焦げ付きやすいので蓋をとった状態で、混ぜながら炊く。
材料に火が通ったら、砂糖、みりん、淡口醤油で味を付け、仕上がる直前に濃口醤油を加え一混ぜする。





