世界の食卓.com

小あゆの山椒煮(こあゆのさんしょうに) / 郷土料理(小あゆの山椒煮(こあゆのさんしょうに))

農水省 うちの郷土料理

小あゆの山椒煮

「小あゆの山椒煮」は、5月から8月上旬にとれる琵琶湖の特産である小アユを甘辛く佃煮にした湖魚の佃煮で、昔から伝わる料理である。湖魚の佃煮としては小アユ、モロコ、ゴリなどを使用する。淡水魚は独特の臭いがあるため、その臭いを消すためにしょうがや山椒を一緒に煮ることが多い。また、水あめを使用したり、鍋返しをしないことで煮くずれを防ぐなどの工夫が施されている。この湖魚の佃煮は、地域や家庭によって炊き方に違いがあるため、各家庭でつくった佃煮を持ち寄り、それぞれの味を楽しむことができる。また、湖魚の佃煮は、平成10年(1998年)に滋賀県選択無形民俗文化財「滋賀の食文化財」として選択されている。 なお、琵琶湖に生息するアユは餌の関係で体長が7cmほどにしか成長しないので、小アユと呼ばれている。食感も柔らかいため、食べやすい魚である。琵琶湖の小アユは川に遡上すると水苔を食べて大きくなり、20cmほどに育つので、昔から稚魚が全国に出荷されて河川に放流されてきた。

材料

人数20人分元のレシピ:20人分
  • 小アユ1kg
  • 醤油150ml
  • 砂糖200g
  • 酒200ml
  • 梅干し1個
  • 酢30ml
  • みりん50ml
  • 粒山椒20g

作り方 全5工程

  1. 魚は洗って水切りをしておく。

  2. 鍋に魚を入れ醤油、砂糖、酒、酢を加えて加熱し、沸騰したら中火にして、梅干しと山椒を加える。

  3. しずかに沸騰させながら、落とし蓋をして30分間煮る。

  4. みりんを足して、さらに弱火で10分ほど蒸らし煮をする。

  5. 熱いうちに鍋からうつして、煮汁をこして、魚を冷ます。