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写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:土佐伝統食研究会

こけらずし / 郷土料理(こけらずし)

農水省 うちの郷土料理

高知県の代表する食文化の一つに「すし文化」がある。そのバリエーションは多岐にわたり、一般的な握りずしはもちろん、「押しずし」や「姿ずし」、「野菜ずし」など枚挙にいとまがない。米が貴重だった時代、すしはなによりのごちそうだった。冠婚葬祭や出世祝い、還暦祝いなどのハレの日には必ず、すしが食べられてきた。 代表的なすしの一つに「押しずし」がある。「押しずし」の一種に挙げられるのが東洋町の郷土料理「こけらずし」である。四角い木枠に酢飯と具材をどんどん重ねていく「押しずし」で、デコレーションケーキのようなカラフルな見た目が特徴である。具を幾重にも重ねる様子が“喜びを重ねる”という意味合いを持たせ、縁起物として伝わっている。

材料

人数10人分元のレシピ:10人分
  • 米1.5kg
  • 【酢にごし】サバ中1尾(500g)
  • 【酢にごし】柚子酢250ml
  • 塩大さじ2
  • 砂糖60~70g
  • 人参中2本(500g)
  • 干ししいたけ中10枚
  • 砂糖大さじ1
  • 醤油小さじ2
  • 卵2個
  • 塩少々
  • 人参の葉5本

作り方 全6工程

  1. 米は炊く1時間前に洗って、ザルにあげ、同量の水に30分浸してから炊く。

  2. サバは3枚におろし、焼き、きれいに身をほぐし、骨や血合いを取り除く。分量の柚子酢に浸して、サバの旨味や出汁を出しておく(酢にごし)。

  3. 人参は皮をむいて薄い半月型に切る。しいたけは水に戻し、太めの千切りにする。人参としいたけは、しいたけの戻し汁で煮て、醤油、砂糖で味を付ける。人参の葉は形が残るようにちぎっておく。卵は薄焼き(両面を焼く)にし、長さ3cm、幅7mmの短冊切りに切っておく。

  4. 卵を割りほぐして、卵焼き器に油を熱し、薄焼き卵を作る(両面を焼く)。長さ3cm、幅7mmの短冊切りにする。

  5. こけらずしの型枠の内側を酢で湿らせる。すし飯を3cmくらいの高さに詰め、上に人参、しいたけ、卵、人参の葉を盛り付け、酢で湿らせた仕切り板を上に置き、これを繰り返す。一番上に最後の蓋をし重石をして2時間から一晩おく。

  6. 重石、蓋を取り、枠を抜く。仕切り板の上で5cm幅の棒状に切り分ける。