
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
こも豆腐(こもどうふ) / 郷土料理(こも豆腐(こもどうふ))
こも豆腐
1年を通じて温暖な気候と豊かな水質を活かして、古来より農業が営まれてきた茨城県。れんこんやピーマン、ごぼうなどの農作物が有名だが、茨城県を代表する納豆の原料となる大豆の栽培も地元でおこなわれている。小粒の大豆は納豆に加工され、大粒の大豆は豆腐に加工される。そうした大豆をつかった茨城県の郷土料理の一つに「こも豆腐」がある。 「こも豆腐」とは、豆腐を納豆のように藁苞(わらづと)で包み、塩ゆでしたもので「つと豆腐」とも呼ばれる。茨城県のほかにも、福島県や群馬県、岐阜県などの一部の地域でつくられている。 豆腐は今から2000年前、漢の時代に中国で誕生し、その後、奈良時代に遣唐使を通して日本にもたらされたと言われている。お寺の精進料理に重宝されたものがやがて庶民の間に広まり、江戸の頃にはすでに豆腐屋が繁盛していたという。 肉が簡単に手に入れられなかった時代は、豆腐はたんぱく質を得られる大切な食材だった。しかしあまり日持ちがしないことから、村のみんなでわらを持ち寄り、そこに豆腐をつめて大鍋で塩ゆでしてつくるという、庶民の支え合いから生まれた料理だと言われている。
材料
- 豆腐4丁
- 【A(1本2人分)】 醤油1カップ
- 【A】 みりん1/2カップ
- 【A】 砂糖1カップ
- 【A】 酒1/2カップ
- 【A】 水2カップ
- わら
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
わらをきれいにして、藁苞をつくる。
豆腐は湯通しし、ざるにあけ冷めないうちにくだく。
くだいた豆腐を藁苞に入れ、たこ糸でしっかりしばり30分ほどおく。
調味料Aを鍋に入れ、煮立ったら藁苞から出した豆腐を入れ、味が染みるまで煮る。
食べやすい大きさに切る。





