
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:尚絅大学生活科学部 守田 真里子氏
こっぱもち / 郷土料理(こっぱもち)
こっぱもち
「こっぱもち」は、天草地域特産のさつまいもを使った伝統的なおやつ。こっぱとは木っ端微塵の「こっぱ」と同じ、小さく切るといった意味の方言からきており、皮をむいたさつまいもを1、2cm位の輪切りにしてゆでて、天日干ししたものを指す。輪切りの真ん中にわらを通し、軒先に吊るす光景は天草に冬の訪れを告げるものだ。天草地域では平地があまりないため米の収穫量が少なく、昔からやせた土地でもとれるさつまいもを多く栽培していた。こっぱは保存食として重宝しただけでなく、煮て干し、日に当ててカラカラに乾燥させることで生で食べるより甘みが増す効果もあった。「こっぱもち」はそのこっぱともち米を蒸したものと、砂糖(または水飴など)を合わせてつくる。ふんわりもっちりとした食感で、さつまいもの甘みを感じられる素朴な味わいだ。 昔は各家庭でつくられており、常温で日持ちするので特に年末にお正月用のおやつとしてつくられていた。今では天草地域の代表的なお土産として販売されている。
材料
- もち米1升5合
- こっぱ(乾燥さつまいも)3kg
- 黒砂糖1kg
- 白砂糖1kg
- 塩大さじ1
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
もち米を洗い、一晩水に浸けておく。
こっぱを水で洗って、ざるに上げ、半日程おく。
もち米とこっぱを別々に蒸して、それぞれを潰す。
臼に3を入れてつき、よく混ぜ合わせてから砂糖・塩を加え、更に良く混ぜ合わせる。
もろぶたに4をとりあげて、4cm位の厚さにのばし、固まったら適当な大きさに切り分ける。
※こっぱは皮をむいたさつまいもを1、2cm位の輪切りにしてわらにさしてゆで、天日に干して乾燥させたもの。





