
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
こうし飯(こうしめし) / 郷土料理(こうし飯(こうしめし))
こうし飯
大月町は県南西部にある海沿いのまち。町内では稲作や葉たばこ栽培、施設園芸などの農業が、リアス式海岸を形成する海岸部では漁業が営まれている。 まちの一角では本マグロの養殖業もおこなわれている。県単位で見れば、その生産量は全国トップレベルを誇る。 大月町の人々が年越しに食べるのが「こうし飯」である。「こうし飯」とは、ちりめんじゃこや細かく刻んだ魚を炊きこんだごはんのことで、「越しめし」としてはじまり、次第に「こうしめし」という呼び方に変化していったといわれている。「こうし飯」に欠かせないのが、仕上げとしてごはんに混ぜ込む岩のりである。岩のりは、この地域では「めのり」と呼ばれる。冬の寒い時期、胸まで海に浸かって、めのり採りがおこなわれる。めのり採りをする際は、刺し子木綿の服「ヤンザ」を着こむものの、厳寒の海の中は身を切るような寒さである。 港町の宿毛市でも、めのりを使った飯料理が食べられている。この料理は「もぶり」といい、煮こんだ大根やごぼう、人参などをごはんに混ぜ込み、最後に軽くあぶった、めのりを上にかけて食べる。「もぶり」とは「まぶす」に由来する。
材料
- 岩のり1~2枚
- 米(5合分)750g
- たくあん1/3本
- ちりめんじゃこ100g
- 淡口醤油大さじ2
- 砂糖大さじ1
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
米を洗ってざるにあげて30分おき、かために炊く。
たくあんは1cm巾の千切りにし、フキンで絞っておく。
岩のりは、色良くあぶってもみのりにする。
出来上がったごはんに、ちりめんじゃこと醤油、砂糖を混ぜて少し冷ましておく。
人肌くらいに冷めたごはんにたくあんを混ぜ、最後にのりを入れさっと混ぜ合わす。





