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甲州小梅漬

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:長谷川醸造株式会社

甲州小梅漬(こうしゅうこうめづけ) / 郷土料理(甲州小梅漬(こうしゅうこうめづけ))

農水省 うちの郷土料理

甲州小梅漬

「甲州小梅漬」は山梨県の特産である甲州小梅を、まだ青い時期に収穫して、5月末には漬け込みが終わるようにする。特に甲府盆地では特有の寒暖差のある気候が小梅の生育に適しており、種が小さく果肉に厚みが出るので小粒だが食べごたえがある。養蚕の衰退とともに梅の栽培が盛んになった。近年は、宅地化・道路化・高齢化等により生産量は減っているが、現在でも小梅の生産は日本一を誇っているという。江戸時代後期には県の特産品としての記録が残っているほどである。食感や塩分など納得いくものをと試行錯誤してつくられた「甲州小梅漬」は、カリカリと良い歯ごたえから「カリカリ漬」ともいわれ、県内の梅の加工品の中では圧倒的に人気である。従来の梅干しのように天日干しはしないため、「どぶ漬け」といって梅酢に漬けたまま保存するのが特徴である。

材料

分量:約600粒倍率
  • 甲州小梅2kg
  • 塩200g(梅の10%)
  • 卵の殻15個
  • 赤しそ4~5束(正味400g)
  • 塩40g(しその10%)
  • 米酢100ml
  • 焼酎(35%)80ml

作り方 全5工程

  1. 梅は水洗いしてたっぷりの水に一晩つけてアクを除き、水気をふきとってヘタをとる。

  2. 容器に梅と塩を入れ、梅の青みが増すまで塩をもみこむ。

  3. 卵の殻はよく洗って乾かし、ガーゼの袋に入れて粗く砕き、容器の底に入れる。

  4. 梅の上に落とし蓋をして梅と同量の重石をのせて白梅酢が上がるまで冷暗所におく。

  5. 赤しそは葉を摘み取って洗い、分量の塩をまぶしてもんでアクを出して汁気をすて、葉を4に加える。酢、焼酎も加えてひと混ぜし、ラップで表面をおおい、蓋をして冷蔵庫で保存する。 ※1ヵ月置くと味がなじんで食べ頃となる。