
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:土佐伝統食研究会
暮れの煮物(くれのにもの) / 郷土料理(暮れの煮物(くれのにもの))
暮れの煮物
高知県で年越しに食べる郷土料理といえば、くじら肉が入った「暮れの煮物」である。これはくじらのような大きなものを食べることで「大物になるように」という願いを込めて食べられた。くじらが手に入りやすかった時代は、大晦日が近くなると魚屋にくじらが並ぶのがお決まりの光景。山間部では「コロ」とよばれるくじらの乾燥物を使うほど、欠かせない食材だった。 高知のくじら食文化を担っていたのが港町の室戸市である。くじらは太平洋を北へ南へと回遊する際、土佐湾を横切る。その時期を見計らって、鯨組と呼ばれる漁業集団が捕鯨をおこなった。土佐捕鯨発祥の地としても知られており、江戸時代初期には捕鯨がはじまっていたとされる。土佐湾での捕鯨は昭和11年(1936年)まで300年以上続けられた。現在でも土佐湾はくじらの回遊コースになっており、ホエールウォッチングなどがおこなわれている。
材料
- くじら200g
- 大根半本(500g)
- 人参1本(100g)
- ごぼう1~2本(100g)
- 里芋3~4個(200g)
- こんにゃく1丁(250g)
- 糸昆布20g
- 煮干(くじらが多ければ不要)
- 水カップ4
- 醤油カップ1/3
- 砂糖大さじ4
- 酒大さじ2
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
だいこん、人参、里芋は皮を取って、好みの形に切る。ごぼうは皮をたわしで洗い、斜切りして水にさらす。こんにゃくは1cm厚さの手綱(たずな)に切る。
くじらは薄切りをひと口大に切り、水から煮て、アクをていねいにすくい捨てる。
アクが出なくなったら切った野菜とこんにゃくを入れ、煮干、糸昆布も入れて煮る。
醤油、砂糖、酒で好みの味に仕上げる。





