
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
黒田せりとほうれんそうのおひたし(くろだせりとほうれんそうのおひたし) / 郷土料理(黒田せりとほうれんそうのおひたし(くろだせりとほうれんそうのおひたし))
黒田せりとほうれんそうのおひたし
黒田せりは、江戸時代から伝わる島根県松江市の郷土野菜。「黒田」は、旧地名の黒田町に由来している。 黒田町一帯は沼地で、野生のせりが自生していたという。5代松江藩主である松平宜維は、このせりの品種改良を奨励。以来、本格的な栽培がはじまったとされる。この地区が背にする比津が丘は、清らかな水を供給する水源地になっており、こういった生育環境もせりづくりを支えた。 厳寒期の水田、素手素足でおこなわれる収穫作業は非常に過酷で「命を縮める」とまでいわれていた。時代を追うに従って、ブリキ製の田んぼ用靴や湯沸かし桶などが導入され、負担も軽減していった。水田での作業風景は冬の風物詩だったものの、現在、町内の黒田せり農家は数軒にまで減少している。 せりはクセのある香りが特徴だが、黒田せりは、アクが少なく香りが良い。1930年代には北大路魯山人から「日本一」の折り紙をつけられた。食感もシャキシャキと小気味よく、からしマヨネーズ和えや炒め物など幅広い用途に活用ができる。なかでも、ほうれんそうと合わせた「黒田せりとほうれんそうのおひたし」は、家庭でもよく食べられている一品である。
材料
- 黒田せり(市販のせりでも可)60g
- ほうれんそう140g
- だし汁90cc
- みりん15cc
- 淡口醤油15cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
せりとほうれん草の根を切り、さっと洗って4,5cmくらいの長さにカットする。
沸騰した石を入れた鍋で湯がき、冷水または真水にとって粗熱をとり、汁気を絞る。
調味料を合わせた出汁に一晩漬ける。





