
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:大分県中津市 地域医療対策課
物相ずし(もっそうずし) / 郷土料理(物相ずし(もっそうずし))
物相ずし
大分県の北西端に位置する中津市とそこに隣接する宇佐市では、古来より「物相ずし」が食べられてきた。「物相」とは、一辺15cm、高さ15cmほどの木製の正方形の型のことで、この物相でつくる押しずしのことを「物相ずし」という。 一説では数百年の歴史がある郷土料理といわれている。米が非常に貴重だった時代に、皆が平等に食べられるように、定量で切り分けるために物相を使ったといわれている。具材を混ぜこんだ酢飯を物相に入れて、上から押しぶたで上から圧力をかける際は、力のある男性が押すのが習わしだった。 もともと寺院で使われた円筒状の曲げ物をいうが、この地方では木製の真四角な抜型を「物相」と呼んでいる。二合物相や三合物相など、物相にも大小さまざまなサイズがあり、行事の規模によって使い分けられた。 大分県は、各地にさまざまなすし料理が伝わっており、宇佐市長洲地区の「かちエビちらしずし」や臼杵市(うすきし)の「茶台ずし」など食べ方やレシピは多岐にわたる。いずれも祝いごとやお祭りなどハレの日に食べられる行事食として珍重された。
材料
- 米280g(2合)
- [すし酢] 酢大さじ2 1/3
- [すし酢] 砂糖36g(大さじ4強)
- [すし酢] 塩6g(小さじ1)
- 干ししいたけ2枚
- 油揚げ1/2枚
- ごぼう50g(1/4本)
- 人参80g(1/2本)
- しいたけの戻し汁1/2カップ
- 砂糖23g(大さじ1 1/2)
- 塩9g(大さじ1/2)
- 白身魚適宜
- 大葉適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
ごはんをかために炊き、すし酢を混ぜて酢飯をつくる。
干ししいたけを水で戻し、千切りにする。
ごぼうはささがき、人参、油揚げは千切りにする。
野菜と油揚げをしいたけの戻し汁で煮て、砂糖と塩で調味する。
酢飯に4を混ぜる。
物相箱に詰め、押しぶたをして押す。





