
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:JA宮崎県女性組織協議会
菜豆腐(などうふ) / 郷土料理(菜豆腐(などうふ))
菜豆腐
椎葉村は熊本県と境を接する山間部にあり、平家の落人伝説が残る静かな村である。この村では、日常生活の会話に上方言葉が使い継がれており、食生活の中でも京料理を思わせる料理がある。それが豆腐料理の「菜豆腐」である。ここでは白豆腐もつくるが、四季折々の季節の香りと風味を愛で、豆腐の中に、春は菜の花、山藤の花など季節の花や、三つ葉を入れたり、秋から春にかけて自生する野沢菜によく似た「平家かぶ」と呼ばれる青菜をゆでて混ぜた「菜豆腐」をつくる。豆腐の中に花や青菜を混ぜるのは、豆腐の色合い、味、滋養補強もさることながら、豆腐の増量を目的にしており、やせた土地でも育つ「平家かぶ」を利用し、貴重な大豆を節約してきた。なかでも藤の花豆腐は、県内でも他に類をみない珍しい豆腐であり、これは、毎年5月10日前後の米の種まきの祝いの一品としてつくられる。
材料
- 大豆(乾)5kg
- にがり(粉)100~150g
- 香の強い野菜をゆがいたもの(平家かぶ、人参等)900g~1kg(季節によって変わる)
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
大豆は水にもどし、すりつぶし、火にかけ沸騰させ、豆乳をつくる。
野菜はぬるま湯でていねいに洗い、冷ました湯(70~80℃)にさっととおし、細かく切る。季節の花等も入れても良い。(藤の花、菜の花等)
豆乳に、にがり合わせ、野菜を入れ豆腐型に流し込む(60℃程度)





