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なまこの酢の物(なまこのすのもの) / 郷土料理(なまこの酢の物(なまこのすのもの))

農水省 うちの郷土料理

なまこの酢の物

能登半島の冬の味覚として定着する、なまこ。能登のなまこの歴史は、8世紀ごろまでさかのぼるとされている。平城宮跡(平城京の大内裏)から出土した木簡(文書を記した木札)には、能登からなまこ6斤を都へ運んだと記されている。平安中期に編纂され、朝廷の儀式が定められている「延喜式(えんぎしき)」にも、能登のなまこについて記録が残っているという。 七尾湾に面した七尾市は、なまこの特産地として知られている。山に囲まれた七尾湾は、波がおだやかなため、柔らかくて旨味のあるなまこがとれる。小型底びき網によるなまこ漁が行われており、昭和40年代(1960年後半)には1000トン以上の漁獲量を誇った。現在では、300トン台にまで落ちこんでいるが、県全体の漁獲量のほとんどを七尾湾産のなまこが占めている。 とれたなまこは、手作業によってきんこ(乾燥なまこ)やこのわた(腸の塩漬け)といった加工品にされ、国内外へ流通する。 「なまこの酢の物」は、なまこを使った定番料理として親しまれており、お酒の肴としても人気である。 なまこの卵巣を干して乾燥させた、「干くちこ」は高級珍味として珍重されている。春先、のれんのように寒風にさらされる「干くちこ」は地元の風物詩である。

材料

人数4人分元のレシピ:4人分
  • なまこ100g
  • 大根150g
  • [A] 砂糖小さじ1弱
  • [A] 酢大さじ1弱
  • [A] 味噌小さじ1弱
  • [A] 長ねぎ5cm

作り方 全4工程

  1. なまこは真ん中から(腹身から)切って二等分して内臓をとり、口(硬い部分)を切りとる。水できれいに砂を洗い流す。薄く切ってざるに上げて水気をきる。

  2. 大根をすりおろし、しっかり水気を切る。

  3. 1のなまこと2の大根を混ぜ合わせておく。

  4. Aの調味料を合わせ、3と長ねぎのみじん切りを和える。