
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
なすそうめん / 郷土料理(なすそうめん)
なすそうめん
かつて、そうめんの産地として知られていた石川県。一大産地だった奥能登の輪島市では、室町時代からそうめんづくりが根づき、漆器の「輪島塗り」以上の長い歴史がある。江戸時代に入ると、その評判はいっそう高まり各地へ輸出された。庶民が名産として進物用に用いるほか、有名銘柄は将軍への献上品にも使用されるほどだった。しかし、昭和に入るころには産業として衰退していき、名産は輪島塗りに取って代わられた。富山県の砺波市(となみし)大門地区でつくられる「大門そうめん」は、江戸時代後期に薬売りの行商を通じて能登から伝承されたものといわれている。 そうめんの産地だった名残りは、金沢市で食べられている郷土料理「なすそうめん」に見てとれる。「なすそうめん」は、なすとそうめんを煮こんだ料理。そうめんは柔らかく煮こまれているため、麺料理というより煮物に近い感覚で食べらている。
材料
- なす4個
- そうめん2束
- だし汁1/2カップ
- 薄口醤油 ※原文ママ大さじ2 1/2~1/3
- みりん大さじ2/3~1
- 酒大さじ1
- 【A】 だし汁1カップ強
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
なすはヘタを取り、皮目に切り込みを入れ、薄い塩水に浸けてアク抜きする。
そうめんはかためにゆでて洗い、水切りしておく。
だし汁を熱してやや濃い目の味で調味し、なすを煮る。なすが柔らかくなったら、Aのだし汁を適宜加えて味をととのえ、そうめんを加え、ひと煮立ちすれば火を止め味を馴染ませる。





