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ニシン漬け(にしんづけ) / 郷土料理(ニシン漬け(にしんづけ))

農水省 うちの郷土料理

ニシン漬け

「ニシン漬け」は、北海道のニシン産業の歴史を伝える郷土料理である。江戸時代後期から明治時代にかけて、北海道の特に日本海側ではニシン漁業が隆盛を極めた。春になると、ニシンの大群が産卵のため沿岸に押し寄せると海が真っ白に染まる「群来(くき)」がみられるほどであった。ニシンの漁獲量は明治時代にピークを迎え、一時期、100万トン近くの水揚げ量があったが、昭和30年代ごろから、群来は急激に減り、ニシンはほとんどとれなくなった。現在は、厚岸湖(あっけしこ)などの湖沼とその周辺に定着しているニシンをとることが多いが、その漁獲量は全盛期には到底およばない。 「ニシン漬け」は、ニシン漁が隆盛を極めた時代から家庭でつくられていた郷土料理。当時は寒い冬を越すための食糧を貯蔵することが重要であったため、その一つの保存方法として漬物が用いられていた。冬が訪れる前に干物に加工した身欠ニシンと野菜を一緒に漬け込んだものが「ニシン漬け」として定着したといわれている。ニシンの漁獲量こそ減少してしまったが、現在でも北海道の冬の家庭料理として根づいている。

材料

分量:漬物容器1つ分倍率
  • 大根2.5kg
  • キャベツ2.5kg
  • 麹0.2kg
  • 身欠きニシン0.25kg
  • 人参0.2kg
  • しょうが40~50g
  • 赤唐辛子2~3本
  • 塩重量の3%
  • 重石

作り方 全4工程

  1. 干した大根は乱切り、キャベツはざく切り、人参としょうがは千切りにする。赤唐辛子は種をとり、小口切りにする。

  2. 身欠きニシンは、米のとぎ汁に一晩漬け、うろこをとり、4~5cmの大きさに切る。

  3. 麹はぬるま湯につけておく。

  4. 漬物樽(漬物の器)に材料全てを入れ、塩を振り入れ、混ぜ合わせる。表面を平らにし、重石をのせる。