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おばく / 郷土料理(おばく)

農水省 うちの郷土料理

おばく

「おばく(お麦・御麦)」は、大麦の皮を剥いた丸麦を一晩水に浸し、じゃがいも、さつまいも、大根、里芋などの野菜類や、あずきや金時豆などの豆類などを入れ、たっぷりの水で柔らかめに炊いたものである。すり鉢で煎りゴマ、味噌を入れてすり、水で溶いた冷や汁をかけて食べると口あたりが良く美味しい。稲作がしづらい山間部では、米は祝いの日の貴重な食べ物であったため、麦が日常的な主食となり長年親しまれていた。昔は大きな”かまど”で、焦げ付かせないように絶えずかき混ぜながら一日中煮ていたため、大変重労働であった。「おばく」自体には味付けされていないので、ねぎやカツオ節を加えた味噌や醤油の実をつけて食す。とろとろしたなかに丸麦のぷちぷちとした触感が好まれている。一般には丸麦を使った場合は「ばく」、押し麦を使った場合は「麦飯」と区別されている。丸麦は食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富で「五穀の長」とも呼ばれる程の栄養食であり、山間部の厳しい気候や重労働がともなう生活のなか、地元民の健康を支えていたといわれる。

材料

分量:お茶碗20杯分倍率
  • 丸麦500g
  • 米2合
  • じゃがいも200g
  • 大根200g
  • 金時豆125g
  • さつまいも300g
  • 里芋200g
  • 【つけ合わせねぎ味噌】味噌適量
  • 【つけ合わせねぎ味噌】ねぎ1~2本
  • 【つけ合わせねぎ味噌】花カツオ5g×1~2袋
  • 【つけ合わせねぎ味噌】砂糖小さじ1

作り方 全8工程

  1. 【下準備(ねぎ味噌)】 ねぎを薄切りにする。味噌、ねぎ、花カツオ、砂糖を混ぜる。

  2. 前日に、丸麦を煮る。(3~4時間程度水に浸し、玄米の水位4合あたりで炊飯器で炊いておく) また、金時豆を前夜から水に浸す。

  3. 米を研いで水に浸す。(米2合と水800ml程度)

  4. 金時豆を鍋に入れ水3~4L位で煮立てておく。 (最初から水を多く入れすぎず足りないようなら足す気持ちで)

  5. 大根を厚さ2mm位の短冊切りにする。 里芋、じゃがいも、さつまいもを約1.5cmの角切りにして食べ頃にゆでておく。

  6. 金時豆が煮立っている鍋に4の大根と、1の丸麦を加え、焦げないように時々混ぜる。

  7. 金時豆、大根がやや柔らかくなったら3の米と水をすべて鍋に加える。 ※焦げないように常に鍋底からヘラでかき混ぜる。

  8. 米が柔らかくなり、混ぜると鍋底が見えるようになったら里芋、じゃがいも、さつまいもを加えて仕上げる。