
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
おくずかけ / 郷土料理(おくずかけ)
おくずかけ
県南地域を中心に、春と秋の彼岸やお盆の時期に食べる精進料理。法事で集まった人たちへのおもてなしの側面もある。仏前へのお供え、家庭料理として食べられている。 数種類の野菜、豆腐や油揚げ、豆麩をしいたけのもどし汁で煮込み、そこに白石温麺を加えてくず粉でとろみをつけたもの。現代ではくず粉の代わりに片栗粉でとろみをつけることが多い。県南の白石市の名産品でもある白石温麺は、そうめんよりも少し太い麺で、加工時に油を使わないので、消化に良いとされている。具材となる野菜は、その時期に採れるものが主ではあるものの、家庭によっても変わる。いずれにせよ出汁の利いた優しい味わいで、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に好まれる。 県北地域に行くと、「おくずがけ」とよく似た「すっぽこ」「のっぺい汁」と呼ばれるものがある。つくり方はほとんど同じだが、日常的に食すか、特別な時に食すかの違いがあるといわれている。
材料
- 里芋(またはじゃがいも)100g
- 人参50g
- ごぼう40g
- ささぎ10本
- 油揚げ1枚
- 干ししいたけ5枚
- 糸こんにゃく1/2把
- 豆腐1/2丁
- 豆麩適宜
- うーめん1把(100g)
- 三つ葉適宜
- 【調味料A】醤油大さじ2
- 【調味料A】塩小さじ1/2
- 【水溶き片栗粉】片栗粉大さ じ1
- 【水溶き片栗粉】水大さじ2
- だし汁(干ししいたけのもどし汁と水)4カップ
- ※ほかに油麩、なす、みょうがなどを 入れてもよい
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
うーめんは二つに折ってゆでておく。
里芋、人参、ごぼうはいちょう切りにする。ささぎは三等分ぐらいに折る。豆腐と油揚げはさいの目切り、干ししいたけは水でもどして軸を除き細く切る。三つ葉は2cm長さに切っておく。糸こんにゃくは熱湯でゆがき5cmの長さに切る。豆麩は水でもどしてしぼっておく。
鍋にだし汁、野菜を入れてやわらかく煮る。油揚げ、豆腐、糸こんにゃく、豆麩を加えて調味料Aで調味する。吸い物よりもやや濃いめにつくる。
鍋にうーめんと水溶き片栗粉を加えて、とろみがついたら火を止める。椀に盛り、三つ葉を添える。





