
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
さつまえび雑煮(さつまえびぞうに) / 郷土料理(さつまえび雑煮(さつまえびぞうに))
さつまえび雑煮
日本各地で、その内容に特色があらわれる「雑煮」。出汁の素材や味、中に入れる具材、餅の形状など、地域によってさまざまである。正月の三が日に雑煮を食べる風習は、室町時代に武家の間で祝い膳として雑煮が出され、そこから庶民に広まったといわれている。鹿児島県は地域によって違いがあるが、薩摩地域では椀からはみ出るほど大きなエビがのった「さつまえび雑煮」が知られる。 「さつまえび雑煮」がつくられるのは、薩摩藩主の島津家が「えび雑煮」を食べており、それが庶民にも広まったとされている。鹿児島県の出水沖は、古くからエビ漁が盛んで、桁打瀬船(けたうたせぶね)という伝統漁法でエビをとり、それを炭火で乾燥させて焼きエビにしたものを島津家に献上していたという。現在でも年末に干物屋の軒先に焼きエビがつるされている光景が見られ、鹿児島県の冬の風物詩となっている。
材料
- 焼きエビ(または干しエビ)大4尾
- 干しいたけ4 枚
- 水1L
- カツオ節10g
- 【A】 淡口醤油大さじ2
- 【A】 地酒大さじ1
- 人参(花型)4 枚
- 豆もやし100g
- かまぼこ4 枚
- 餅4 切
- 三つ葉4 枚
- 柚子の皮少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
焼きエビ(または干しエビ)と干しいたけを1Lの水で戻し、火にかけ、干しいたけが煮えたら汁と具に分ける。人参は花型に切り、ゆでる。
1の汁に水を足して1 Lにして火にかけ、沸騰したらカツオ節を入れ、再び沸騰したら火を止め、2~3 分したらこす。
2に淡口醤油と地酒で調味し、エビ、しいたけを入れ、しばらく煮た後に豆もやしを加えて、火を通す。かまぼこも飾り切りして軽く煮る。
椀に豆もやし、焼いた餅、しいたけ、人参、エビ、かまぼこを盛り、汁を注ぎ、三つ葉と柚子の皮をそえる。





