
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:鹿児島県
さつま汁(さつまじる) / 郷土料理(さつま汁(さつまじる))
さつま汁
「さつま汁」とは、鶏肉を使った具だくさんな味噌汁のこと。『薩摩旧伝集』によると、鶏をしめて煮て食べる風習は古くからあったとされる。鹿児島県では、江戸時代から薩摩武士たちが士風高揚のため、盛んに闘鶏をおこなっていた記録があり、その際に負けた鶏をその場でしめ、男たちが野菜と一緒に煮込んで食べたのがはじまりだといわれている。また、闘鶏が禁止された後も、各家庭で鶏が放し飼いにされ、来客がある時や祝いの席のために鶏をしめて調理して食べていたという。 現在にいたるまで鶏の飼育が盛んな鹿児島県。県を代表する地鶏のさつま若しゃも、さつま地鶏、黒さつま鶏は「かごしま地鶏」としてブランド化されている。かごしま地鶏は薩摩鶏を原種とし、肉の弾力、甘み、色合いが非常に良く、ブランド鶏として人気がある。薩摩鶏は、江戸時代に闘鶏用に飼育され、現在は観賞用としてのみ飼育されている。このように、古くから鶏は鹿児島県において自給の食料として根づいていたことから、「さつま汁」のほかにも、「鶏刺し」や「鶏飯」、「煮こみ料理」、「やきとり」など、さまざまな鶏料理が親しまれている。
材料
- 油小さじ1
- 鶏もも肉(小間切れ)60g
- 干ししいたけ(水で戻し千切り)4g
- こんにゃく(短冊切り)60g
- ごぼう(小さめささがき)60g
- 人参(0.5cm幅いちょう切り)60g
- 大根(0.5cm幅いちょう切り)80g
- だし汁(しいたけ戻し汁+水)800cc
- 里芋(1cm幅いちょう切り)120g
- 生揚げ(さいの目切り)60g
- 麦味噌60g
- 黒砂糖少々
- 酒少々
- 葉ねぎ(小口切り)適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
干ししいたけは洗って水で戻す。戻した水はだし汁として使う。
鍋に油を熱し、鶏肉、しいたけを炒め、こんにゃく、ごぼう、人参、大根とかたい野菜の順に炒める。
2にだし汁を加え、さらに里芋と生揚げを加え、煮る。
野菜が煮えたら味噌とその他の調味料を入れ、味をととのえる。
椀へ盛り付け最後にねぎを天盛にする。





