世界の食卓.com
せんぶきまげ

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:中村学園大学栄養科学部

せんぶきまげ / 郷土料理(せんぶきまげ)

農水省 うちの郷土料理

せんぶきまげ

わけぎのことを福岡では「せんぶき」と呼ぶ。ねぎの変種で、ねぎより柔らかく甘味がある。ねぎと見た目が似ているが、わけぎは根元のところから2つに分かれている。2月、3月に美味しくなり、このせんぶきをサッとゆがいて曲げて盛りつけるため「せんぶぎまげ」という料理名がついた。 酢味噌あえが代表的な料理で、ひなの節句には必ずつくる。せんぶきをゆでて、根のほうから何回か折り曲げて結ぶ。タニシをゆでて身をとりだし、きれいに洗ったものとせんぶきを一緒に皿に盛り、酢味噌をかけて食べる。ひなの節句の頃、急に寒くなった日を「たにし寒」という。この頃、タニシがよくとれるからだが、タニシがない場合には、もだま(フカの尾を輪切りにしてゆでたもの)や、おばいけ(クジラの皮下の白い脂)をさっと湯をくぐらせて付け合わせることもある。せんぶきの緑と白があざやかで、春らしい一品である。

材料

人数4人分元のレシピ:4人分
  • せんぶき(わけぎ)20本
  • わかめ(もどしたもの)120g
  • くじらのおばいけ適量
  • 【酢味噌】白味噌30g
  • 【酢味噌】練りからし6g
  • 【酢味噌】酢30g
  • 【酢味噌】砂糖10g

作り方 全3工程

  1. せんぶきは、ゆでてから1本ずつ根をとる。(はじめから根をおとすと、ゆでるときに皮がはがれてしまう)

  2. 根元から3cmぐらいの長さのところを三つに折り、残った葉先の部分を根の方からぐるぐる巻きつける。先端に空気がたまるので、ぷつんと切って空気を抜くとうまく巻きつく。

  3. もどしたわかめは湯通しして2cm角に切り、添える。