
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
千切り大根(切り干し大根)のまだか漬け(せんぎりだいこん(きりぼしだいこん)のまだかづけ) / 郷土料理(千切り大根(切り干し大根)のまだか漬け(せんぎりだいこん(きりぼしだいこん)のまだかづけ))
千切り大根(切り干し大根)のまだか漬け
「まだか漬け」とは、宮崎県の郷土料理の漬物である。あまりの美味しさに出来上がるのが待ち切れず「まだかぁ~」という声があがることが名前の由来といわれている。千切り大根、煎り大豆、人参、スルメ、昆布など体に良いものばかりが具材に入る健康的な料理である。 宮崎県は、全国の千切り大根の大部分を生産している一大産地である。なお、千切り大根は関西以西の呼び名で、関東では「切り干し大根」で知られている。江戸時代からの代表的な干し物で、当時は尾張ものの愛知県産が主流だった。明治になると、関東地方には千葉産、関西地方に名古屋ものが出回り、宮崎県ものが市場に多く出るようになったのは、昭和10年(1935年)頃からである。原料は青首大根ともいわれる宮重大根で、明治30年(1897年)ごろ、愛知県から宮崎県に移植され、同時に千切りの技術も伝えられた。宮崎県の主産地は国富町で、田野町、清武町がこれに続く。生産量は豊作・不作で異なるが、年間で2,500トンから3,000トンになる。 毎年11月下旬から2月にかけて、国富町の畑には千切りを干す棚がずらりと並び、その景色は冬の風物詩ともなっている。農家では収穫した大根を洗って千切りにし、すぐ棚に広げ、霧島おろしの冷たい西風にさらす。真っ白い大根は霧島おろしと南国特有の強い日差しのもと、半日から1日あまりで、薄茶色に縮れた千切り大根に生まれ変わる。
材料
- 千切り大根100g
- 人参50g
- しょうが1/2かけ
- 干し昆布25g
- スルメイカ1/2枚
- 大豆75g
- 唐辛子少々
- 【調味料A】薄口醤油100ml
- 【調味料A】濃口醤油100ml
- 【調味料A】砂糖90g
- 【調味料A】酢200ml
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
千切り大根は、流水で手早く洗い、水気をしぼる。
人参としょうがは千切りにし、干し昆布はフキンで拭き、千切りに切る。
スルメイカは火で炙り小さく切る。
大豆はフライパンで炒る。
唐辛子は好みで小口切りにする。
調味料Aを鍋に入れ、沸騰寸前に火を止める。
全ての材料を、手順6の調味料に漬ける。 ※30分程度でも美味しく食べられる。





