
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:京都府漬物協同組合
しば漬け(しばづけ) / 郷土料理(しば漬け(しばづけ))
しば漬け
地下水が流れる京都では、古来より各地で野菜の栽培が営まれてきた。これにより、野菜を活用した漬物文化が発展したといわれている。「しば漬け」は京都市を代表する漬物の一つで、「すぐき漬け」や「千枚漬け」と並び“京都三大漬物”と評されている。「しば漬け」は、なすやきゅうり、みょうがなどをしその葉とともに塩漬けした漬物である。しそのあざやかな紫色と酸味が特徴。 京都市左京区の大原地区は「赤しそ」の産地として知られている。発色や香りの評価が高く、府内外から高い需要がある。大原地区の赤しそは、800回以上繰り返し栽培されてきたこと、盆地のため地域外からの花粉の飛来がないこと、といった理由から最も原品種に近いとされている。 「しば漬け」は、大原の名刹・三千院の僧侶、聖応大師が発案したとされている。名前の由来は、高倉帝の皇后、建礼門院にあると伝わる。大原の寂光院に閑居していた建礼門院に、地元民がしそを使った漬物を献上したところ、その味にたいそう喜んだという。そして、あざやかな紫色にちなんで「紫葉漬け(むらさきはづけ)」と名付けた。このような背景から、大原地区の家庭では、「しば漬け」が常備菜の定番になっている。
材料
- なす10kg
- しその実 ※原文ママ1kg
- みょうが少々
- きゅうり2kgまで
- 青唐辛子500g
- 塩550g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全9工程
なすはへたをとり除き、洗って5mm厚さに切る。
青唐辛子は縦半分にする。
きゅうりは斜め大切りにする。
しそは枝ごと洗って葉をとって荒く刻み、なすに混ぜる。
みょうがは薄切りにする。
容器になすとしその葉を混ぜたものを約10cmの厚さに詰めて塩を振り、みょうが、きゅうり、青唐辛子を交互に漬けていく。
一番上にしその葉を多めにのせる。
材料と同量の重石をする。
一昼夜漬けて黒い漬け汁が出れば流して捨てて、きれいな汁が押し蓋より3~4cmある状態で保存する。





