
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
凍み大根のお田植えの煮物(しみだいこんのおたうえのにもの) / 郷土料理(凍み大根のお田植えの煮物(しみだいこんのおたうえのにもの))
凍み大根のお田植えの煮物
「凍み大根」は、冬の寒さを利用してつくる保存食のひとつで、大根を野外の寒風に当てて乾燥させたもの。以前は、大根をわらでしばって軒下に干して凍らせていた。夜の寒さで大根が凍り、昼の暖かさで解ける。これを何度も繰り返すことで大根の水分が抜けていく。「寒干し大根」とも呼ばれ、生の大根とはまた違った味わいになる。一昔前は、どの家も手植えで田植えをしたもので、大変な苦労が必要なことから、その時期だけの特別な「お田植え料理」がつくられていた。魚の煮つけやおむすび、凍み大根の煮物などをつくって食べ、「今年も良いお米ができるように」とみんなで願った。寒い気候を活かした「凍み」の食文化が根付いており、凍み大根以外にも「凍り豆腐」や「凍り餅」などもつくられている。保存食として寒さが厳しい地域の食を支えた信州の「凍み文化」は、自然に寄り添い食をつくってきた先人達の知恵である。
材料
- じゃがいも400g
- 人参100g
- 身欠きニシン(乾)2本
- 塩漬けわらび400g
- 凍み大根2本
- 昆布(10cm角)1枚
- 水5カップ
- 【調味料A】醤油大さじ4
- 【調味料A】塩ひとつまみ
- 【調味料A】砂糖大さじ4
- 【調味料A】出汁少々
- 【調味料A】酒大さじ2
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
凍み大根は、前日より水に浸してもどしておく。わらびも前日より塩出ししておく。身欠きニシンは米のとぎ汁に一晩浸ける。
凍み大根を一口大に切ってゆでる。じゃがいも、人参は2cm大の乱切り。身欠きニシンも2cm大に切る。わらびは5cmに切る。昆布は一口大に切る。
わらび以外の材料を鍋に入れ、調味料Aを加えて強火にかけ、沸騰したら中火にして柔らかくなるまで煮る。
わらびを入れてひと煮たちしたら、味をととのえて火を止める。





