
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:香川県農政水産部農業経営課
香川県 / 郷土料理(香川県)
しっぽくうどん
香川県でいう「しっぽくうどん」は、秋から冬にかけてとれる数種類の野菜と油揚げを煮干しの出汁で一度に煮込み、ゆでたうどんの上から具材とともにかけてつくる料理で、野菜の甘みやうまみに油揚げの味が加わり、寒い季節にとても美味しく食べられる。「讃岐うどん」の特徴であるコシの強さとなめらかな食感に加えて、地元でとれる季節の野菜を活かした代表的な冬の郷土料理である。 香川県でうどんづくりが盛んになった理由としては、雨量が少なく、温暖な気候がうどんの材料に適した良質な小麦の栽培に適していたこと。「伊吹いりこ」で名高い伊吹島を中心とした瀬戸内海では、煮干しの原料となるカタクチイワシが豊富にとれること。海岸一帯が遠浅で砂浜が多いことから塩づくりが盛んであり、その塩を原料の一つとする醤油が小豆島などで生産されていることなど、複数の条件が挙げられる。江戸時代に描かれた「金毘羅祭礼図屏風」にはうどん店が描かれており、この時代には、すでにうどんが普及していたことがうかがえる。
材料
- ゆでたうどん4玉
- 油揚げ1枚半
- 大根300g
- ねぎ5本
- 人参150g
- 豆腐1/2丁
- 薄口醤油40ml
- だし汁(煮干し)5カップ(好みで昆布、カツオ節等でとってもよい)
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
大根、人参は3cmの長さの短冊切りにする。油揚げは油抜きをして短冊切りにする。
ねぎは3~4cmの長さに切り、豆腐は3cmの長さ、7mmの厚さの短冊切りにする。
煮出し汁を煮立て、大根、人参、油揚げを入れ、少し煮てから豆腐を加え、次に醤油を入れ、味をふくませる。最後にねぎを入れて火を止める。
別の鍋に湯を沸かし、うどん玉を温めて器に入れ、3をかける。
春菊など、青味のものを散らしても良い。





