世界の食卓.com
太平燕

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:尚絅大学生活科学部 守田 真里子氏

太平燕(たいぴーえん) / 郷土料理(太平燕(たいぴーえん))

農水省 うちの郷土料理

太平燕

熊本の中華料理店や家庭でも定番の一品で、春雨をメインに、炒めた野菜や豚肉、エビ、たけのこ、かまぼこ、しいたけなどを入れた具沢山の中華風春雨スープのことで、その上にはゆで卵を揚げたものがのっているのが特徴である。 中国福建省福州の家庭で盆や正月、その他の祝い事など特別な日に食べるスープ料理がルーツとされている。明治時代後期、福建省から長崎、熊本にわたってきた華僑が伝えたといわれるが、中国の高級食材の燕の巣の代わりに揚げたゆで卵(表面にしわがでた様が、燕の巣のイメージ)をフカヒレの代わりに春雨を使って作ったスープが始まりという説がある。福州(現在の福建省都)ではこの卵を太平卵(タイピーノン)と呼び、それを食べられると安泰に暮らせると伝えられており、縁起のよい料理とも言える。

材料

人数2人分元のレシピ:2人分
  • 豚肉40g
  • かまぼこ20g(3mm幅)
  • ムキイカ40g(一口大)
  • ムキエビ40g
  • 卵1個
  • 春雨50g
  • きくらげ1枚(千切り)
  • 人参20g(千切り)
  • たまねぎ60g(千切り)
  • 白菜(またはキャベツ)50g(2cm幅)
  • ねぎ10g(小口切り)
  • しょうが少々(みじん切り)
  • 薄口醤油大さじ1
  • 酒大さじ1
  • 鶏ガラスープ(中華スープの素)小さじ1
  • お湯2カップ(400ml)
  • ごま油小さじ2
  • 塩少々
  • こしょう少々
  • 炒め油少々

作り方 全8工程

  1. 春雨は、たっぷりのお湯でゆでて、15cmくらいの長さに切る。

  2. きくらげは、もどして千切りにする。

  3. 材料をすべて切って、準備しておく。(切り方は材料欄にて記載参照)

  4. 卵は、固めにゆでて、皮をむき、半分に切っておく。(油であげる場合もある)

  5. 鍋に油をひき、みじん切りにしたしょうがを炒めて香りを出す。豚肉を炒めて酒をふる。たまねぎ、人参、しいたけ、白菜の茎を炒め、塩こしょうをする。

  6. ある程度炒まったら、エビ、イカ、白菜の葉を加え、お湯に溶かしておいたスープと醤油を加えて、ひと煮立ちさせる。

  7. 6に春雨を加えて、味をととのえ、最後にねぎとごま油を加える。

  8. 大きめの器に盛り付け、4のゆで卵をのせてできあがり。