
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
島根県 / 郷土料理(島根県)
たけのこ山椒煮(たけのこさんしょうに)
島田地区は、その大部分が山に囲まれ、米を十分に収穫できない地域だった。そういった環境に目をつけた安松市郎兵衛という人物が弘化3年(1846年)、山林を開墾。町内にある清水寺の孟宗竹(もうそうちく)を移竹して、母竹を増やしはじめる。粘土質の赤土が成長を促し、市郎兵衛のたけのこはすくすく成長した。たけのこ栽培は周辺の農家にも波及し、やがて「島田たけのこ」は特産品として不動の地位を確立した。 島田たけのこは、繊維が細かく、肉質が柔らかい。その秘密は土壌にある。かたい土壌で育ったたけのこは身もかたくなるが、先人たちが耕し続けてきた島田地区の土壌で育った、たけのこの身は柔らかい。島田たけのこは地中奥深くまで根を張る。従来は、たけのこ堀りにはつるはしが使われるが、島田たけのこは長さ1mを越える金棒を使って掘るという。 昭和50年ごろ(1970年後半)は、1シーズンに700トン~800トンとれたが、農家の後継者不足などの影響で、現在では数十トン程度に減少。それでも、その人気は衰えることがなく県内外へ供給される。 地元民にとっても、たけのこ料理は馴染みが深い。「たけのこ山椒煮」といった煮物をはじめ、「たけのこご飯」や炒め物などさまざまな料理が食卓に上がる。
材料
- たけのこ1本
- カツオ出汁360cc
- カツオ節適量
- 山椒の実20g
- 酒大さじ2
- 山椒の葉1枚
- みりん大さじ2
- 淡口大さじ2
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
たけのこは湯がいてあくを抜き、5cmの短冊に切る
カツオ出汁に調味料を合わせて、たけのこを入れ煮る
少し煮詰めたら布にカツオ節を入れたものを加え、コトコト煮立てる
水分が少なくなったら、皿に盛り山椒の葉を飾る





