
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
たなばたほうとう / 郷土料理(たなばたほうとう)
たなばたほうとう
西に北アルプス、東に美ヶ原高原が望める松本市は、長野県のほぼ真ん中に位置する山岳都市。松本城の城下町として栄え、歴史を感じる風情ある街並みは、「松本市景観百選」にも選ばれている。街と田舎がほど良く共存する松本市は、街中から少し離れればのどかな田畑が広がる。山を見つめ、自然のうつろいを感じながら暮らす長野県では、年間行事が月遅れや旧暦でおこなわれることが多い。松本地域では、七夕行事は月遅れの8月7日におこなわれており、厄払いを意味する紙や着物でつくられた七夕人形を縁側に吊るし、ほうとうやまんじゅうを供える風習が江戸時代頃から続いている。松本地域周辺では、以前はどこの農家でも小麦をつくっていたもので、原料の小麦がとれる時期がちょうど七夕と重なっていたことから、七夕につくって供えるようになったといわれている。「七夕ほうとう」は、ほうとうと呼ばれる小麦粉でつくった太い麺に小豆あんやきなこを和えたもので、松本地域では、この時だけの特別な料理として食べられている。また、「七夕まんじゅう」は、月遅れの七夕に供える風習が安曇野地域でも残っており、小豆あんを包んだ新小麦でつくった七夕まんじゅうをつくって神様に供える。
材料
- 地粉(中力粉)5カップ
- 塩小さじ1
- 温湯(水でも良い)1.5カップ
- 打ち粉(小麦粉)少々
- 【あんこ】小豆100g
- 【あんこ】砂糖130g
- 【あんこ】塩小さじ1
- 【ごま】いりごま大さじ5
- 【ごま】砂糖大さじ3
- 【ごま】醤油小さじ1
- 【きなこ】きなこ大さじ5
- 【きなこ】砂糖大さじ5
- 【きなこ】塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
地粉に塩を加えて温湯でよくこね、ぬれフキンをかけて30分寝かせる。
打ち粉に小麦粉を使い、1を2~3mmの厚さにのし、1cm幅に切る。
鍋に湯を沸かし2をゆでて冷やし、ざるにあげる。
【あんこ】 あずきは一昼夜水に浸し、水から煮て柔らかくなったら砂糖・塩を加えてあんをつくり、ゆでたほうとうにからませる。
【ごま】 ごまをすり、砂糖・醤油で味をつけ、ほうとうにからませる。
【きなこ】 砂糖・塩で味をつけ、ほうとうにからませる。





