
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
天寄せ(てんよせ) / 郷土料理(天寄せ(てんよせ))
天寄せ
諏訪地域の寒天製造業は、低温な気候と安定した天気に恵まれ、他の地域よりも長く製造できることと、明治末期の鉄道開通によって発展した。寒天産業が始まったのは江戸時代。寒天作りの出稼ぎに出ていた小林粂左衛門が、故郷へ製法を持ち帰ったのが始まりだといわれている。寒天は、海藻のテングサとオゴノリなど紅藻類を煮て固めたものを、凍結・乾燥を繰り返してつくられる。 諏訪地域では、夏の料理をはじめ、菓子や年中行事の料理に必ず出てくるのが「天寄せ」である。天寄せとは、寒天を使った「寄せもの」のこと。諏訪大社の御柱祭では、祭りのおもてなし料理として振舞われている。諏訪地域の冠婚葬祭には欠かせない料理で、行事や季節などによって固める具や味が異なり、祝儀の時には「紅」、不祝儀の時には「緑」と色で使い分けられる。主に、人が集まる時によくつくられ、料理に彩りを添えてきた。
材料
- 角寒天1本
- 水500ml
- 砂糖100g
- 塩少々
- そうめん10~15本(お好み)
- 食紅(緑)少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
角寒天はサッと洗いゴミをおとし、30分水につけておく。
水を計り入れた鍋に、硬く搾って細かくちぎった1を入れ、中火から弱火で煮溶かす。
そうめんをゆでて水洗いしておく。
寒天が煮溶けたことを確認して、砂糖と塩、食紅を入れ、混ぜ合わせる。ひと煮立ちしたら火を止め、粗熱をとる。
水で濡らした器(流し缶など)に流し入れ、少し冷めたら(寒天液が固まってしまう前に)3のそうめん(お好みの量)を流れるように上にひろげ、冷蔵庫で冷やして固める。





