世界の食卓.com

とじこ豆/豆菓子(とじこまめ/まめがし) / 郷土料理(とじこ豆/豆菓子(とじこまめ/まめがし))

農水省 うちの郷土料理

とじこ豆/豆菓子

甘い小麦粉の生地で大豆をとじこめたという意味で名付けられた「とじこ豆(とちこ豆、としこ豆ともいう)」。県北の山鹿市菊鹿地区では昔から年末になるとおせちなどの正月料理と一緒に必ずつくって食べられていた素朴な味わいの郷土菓子である。 初めに鍋に砂糖と水を入れて溶けたところに炒った大豆を入れ、柔らかくなったら小麦粉を入れて混ぜる。フライパンに油をひいて、小麦粉が透明になるまで練りあげたら、竹の皮に包んで蒸す。昔は大豆を使っていたが、現在はピーナッツ入りが食感も風味も良く、大豆のように炒る作業なく使える便利さもあって一般的になった。生地に柚子やしょうがが入ったり、砂糖も黒砂糖だけでなく三温糖、きび砂糖、または、それらをブレンドしてコクを出すなど材料に家庭や地域でバリエーションがある。最後の蒸す作業を省いて、巻きすに巻いてつくる方法も伝わっている。

材料

人数30人分元のレシピ:30人分
  • 大豆400g
  • 小麦粉1kg
  • 砂糖(三温)400g
  • 砂糖(黒糖)400g
  • 塩大さじ1
  • 水900ml
  • 油大さじ4

作り方 全5工程

  1. 小麦粉、砂糖、塩を分量の水でむらがないようによく混ぜ合わせる。

  2. 大豆はフライパンで香ばしい程度に炒り、熱湯にさっとくぐらせてざるに上げ、1の中に混ぜ合わせておく。

  3. フライパンを熱し、焦げ付かない程度に油を引き、2回か3回に分けて練り上げる。

  4. 直径5cm位の細⻑なかたちにととのえて、⽵の⽪に包んで30~40分程度セイロで蒸せばできあがり。

  5. ※⼤⾖は⾹ばしく炒りあげること。三温と黒糖を混ぜると、黒糖だけより⾊合いが良い。