
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
打ち豆汁(うちまめじる) / 郷土料理(打ち豆汁(うちまめじる))
打ち豆汁
「打ち豆汁」とは、かぶや大根、里芋などと一緒に打ち豆を煮て、味噌汁にした料理である。打ち豆とは、大豆を蒸して、木づちで一つ一つ潰して花型にし乾燥させたもので、雪の多い湖北地域を中心に広がっている。蒸した大豆を木づちで潰すことにより、火が早く通り、豆に味がよく染みる。更に大豆のだしもとれ、柔らかい触感は老若男女問わず食べやすく工夫してつくられている。「打ち豆汁」はお寺の報恩講の行事にお講汁として振る舞われることが多いという。厳しい湖北地域の冬の貴重なたんぱく源であり、冬には欠かせない料理である。近江八幡市安土下豊浦地域の「打ち豆汁」は伊勢講参りのお迎えをする祈祷汁といわれ、打ち豆の他、里芋、ずいき、豆腐、油揚げを入れる。具沢山の「打ち豆汁」には、かぶ、里芋、大根のほかに信長ねぎも入っており、じっくりと煮こむことで甘みが増し、更に美味しくいただけるという。信長ねぎは近江八幡市安土町地域で栽培されている肉厚の白ねぎで、太く豪快に我が道を生きた織田信長にちなんで命名されている。11月後半から3月末に旬を迎え、しっかり火を通すと甘みが更に増すところが特徴である。打ち豆は煮物にもされる。
材料
- 大豆40g
- 里芋2個
- かぶ1個
- 油揚げ1枚
- 豆腐1/3丁
- ねぎ1本
- だし汁800ml
- 味噌70g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
打ち豆は、大豆を洗って1時間つけてから熱湯で3分間ゆでて、水を切り、熱いうちにポリ袋に入れて5時間おく。木槌で一粒ずつ叩いて、平らにする。
打ち豆を鍋に入れ、味噌1/4量を加え、だし汁で下煮しておく。
かぶは銀杏切り、里芋は皮をむいて一口大に切り、油揚げは湯どおし後、3cm長さに切る。
鍋に、かぶ、里芋、油揚げを加えて、芋が柔らかくなるまで煮てから、残りの味噌と豆腐を加えて、味をととのえる。
お椀に盛ってから、ねぎを散らす。





