
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
うどと凍み大根のどんころ煮(うどとしみだいこんのどんころに) / 郷土料理(うどと凍み大根のどんころ煮(うどとしみだいこんのどんころに))
うどと凍み大根のどんころ煮
「凍み大根」や「凍み餅」などは、東北地方でよく見られる保存食の製法で、雪国ならではの寒さを利用してつくられる。「凍み大根」を仕込むのは寒さが最も厳しくなる1月。大根は皮を剥き、輪切りか20cmくらいに切って縦長に割ったものに穴を開けてからゆでて、アクを抜くために水にさらしてから雪の上に並べて凍らせる。そのあと、軒先につるして乾燥させ、3月ごろになるとようやく完成。手間のかかる作業だが、こうすることで大根の味わいがぎゅっと濃縮されて保存性も増す。 「うどと凍み大根のどんころ煮」は、春に芽吹く旬の山菜のうどと凍み大根とを合わせた料理。”どんころ”というのは丸太のことで、うどを切ったときの断面が丸太に似ていることからこう呼ばれるようになったとされる。また、「うどと凍み大根のどんころ煮」の材料となる身欠きニシンは、ニシンの干物のことで、「どんころ煮」は海の幸と山の幸が調和する郷土料理。 この身欠きニシンにも歴史があり、古くは江戸時代、北海道から関西へ物資を運ぶ商船「北前船」によってもたらされたといわれている。
材料
- うど250g
- 身欠きニシン(乾物)120g
- 凍み大根1本(15cmほど)
- さつま揚げ100g
- 醤油大さじ2 1/2
- 酒大さじ2 1/2
- 砂糖大さじ1
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
うどはきれいに洗い、4cmほどの長さに切り、水にさらしてアクを抜く。
身欠きニシンは水洗いし、5cmほどの長さに切る。さつま揚げは食べやすい大きさに切る。
凍み大根はぬるま湯で戻し、食べやすい大きさに切って柔らかくなるまでゆでる。
うど、身欠きニシン、さつま揚げ、凍み大根を鍋に入れ、ひたひたの水を加えて強火で煮る。
煮立ってきたら、分量の調味料を入れ、火を弱め汁がなくなるまでゆっくり煮こむ。





