
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
うつぼ料理/うつぼの佃煮(うつぼりょうり/うつぼのつくだに) / 郷土料理(うつぼ料理/うつぼの佃煮(うつぼりょうり/うつぼのつくだに))
うつぼ料理/うつぼの佃煮
「海のギャング」との名称をもつウツボは、気性が激しく、上下に鋭い歯をもつ。どう猛な姿をしたウツボを食用として食べる地域は限られており、和歌山県南部地域もそのひとつである。ウツボは約200種類ほど確認されており、その多くの体長はおよそ1mから1.5m、体重は1kgから5kgである。旬は、11月から3月の冬に迎えるが、寒い時期にとれるウツボは脂がのり、臭みも少ないため、より美味しく食すことができる。ウツボの身は透き通った白身をしており、ほどよい弾力に癖のないさっぱりとした味わいが特徴である。また、たんぱく質やカルシウム、鉄分が豊富なほか、身と皮の間のゼラチン質にはコラーゲンが多く含まれている。 和歌山県ではウツボを干してから食べることが多く、秋冬の漁獲時期に開かれたウツボが大量に干されている様子は県南部地域の風物詩となっている。特に干したウツボを揚げ煮にした佃煮は名産品である。佃煮以外にも鍋料理や刺身、タタキ、揚げ料理など、白身で癖のないウツボはどのような料理とも相性がよく、様々な食べ方ができるため、古くから秋・冬の味覚として親しまれてきた。
材料
- 干したウツボ1尾
- 揚げ油適量
- ※タレ割合:砂糖2、醤油1、みりん1/3、水1(量はお好みで調整する)
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
油を中温に熱し、ウツボをこんがり揚げる。(揚げすぎるとにがく、揚げ足りないと生ぐさい)
タレを合わせて火にかけ、とろりとなるまで煮詰める、1のウツボに手早くからめる。
※開いて干したウツボは、下の方は骨が多いので、かなづちで叩いて、2.5cm×1cmの短冊に切っておく。





