
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:中村学園大学栄養科学部
若鶏の水炊き(わかどりのみずたき) / 郷土料理(若鶏の水炊き(わかどりのみずたき))
若鶏の水炊き
「若鶏の水炊き」は、福岡県を代表する郷土料理の一つである。鶏肉を骨ごと煮こんだスープの中に、季節によってお好みの野菜を加えてポン酢で食べる鍋料理で、元々は外国船が長崎に寄港した際に広まり、後に福岡に波及したとされている。中国風の鶏肉の淡塩煮が長崎で盛んになり、コンソメなどの西洋スープと融合し、さらに日本料理の要素も組み合せてできた福岡独自の料理が「若鶏の水炊き」である。 この料理は、寒い冬だけではなく、早生キャベツが旬を迎える春や、博多祇園山笠の祭りのある夏など、通年を通して食すことができる。なお、博多祇園山笠の直会(なおらい)と呼ばれる祭祀の最後に参加者一同で神酒と神饌を食する行事では、必ず「若鶏の水炊き」が食されるという。重い山笠を昇く男衆たちは、体力をつけるため「鶏肉」を選び食していたからではないかと伝えられている。 また、福岡県が平成11年(1999年)に独自に開発した「はかた地どり」は、在来種「さざなみ」と「ホワイトプリマスロック」の交配により誕生したブランド地鶏で、「福岡県の郷土料理である筑前煮や水炊きをもっと美味しくしよう」という発想が原点となりできたため、「若鶏の水炊き」に最適である。
材料
- 若鶏骨つき800g
- 肝・砂ずり ※原文ママ各2個
- スープ800ml
- キャベツ6枚
- 深ねぎ1/2本
- はるさめ60g
- 春菊100g
- 生しいたけ8枚
- 豆腐1/2丁
- 人参(もみじ型)2枚
- 【合わせ酢】米酢50ml
- 【合わせ酢】 醤油(淡・濃)50ml
- 【合わせ酢】だいだい酢15~30ml
- 【合わせ酢】(みりん)30ml
- 【薬味】小ねぎ20g
- 【薬味】おろししょうが15g
- 【薬味】もみじおろし50g
- 餅、うどん、ごはんお好み
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
若鶏は間接から直角に切り落とし、さらに3つ切りにする。心臓は2つに切って血合いをとり、肝も一緒に塩水につけて洗う。
鍋に水8カップを入れ水気を切った鶏肉を入れ煮る。
強火で焼く20分煮る。約20分たったら肝、心臓、砂のうを入れ、軽く火を通し、鶏の頭、ガラなどで濃いめにとったスープを加える。
3を土鍋に移し、季節の野菜、薬味、ポン酢を添えて煮ながら供する。
食べ方は最初にスープに塩とねぎを入れて、次に鶏を食べ、スープの味が濃くなって野菜を入れて食べる。 ※合わせ酢や薬味は食べるときに好みで加える。
最後に餅、うどん又は白飯と卵とねぎを入れて雑炊にする。





